味がしっかりしみこむ、太めの糸こんにゃく

福島県白河市で代々続く大島屋蒟蒻店さんが昔ながらの手しごとでつくる、太めの糸こんにゃくです。
特等粉とよばれる精製度の高い蒟蒻粉をつかい、きめ細かく、なめらかな食感に仕上げています。味がしっかりしみ込むので、煮ものやおでん、炒めものなど、さまざまな料理に使いやすく、冷めてもおいしく食べられます。アク抜き不要で、水洗いだけで調理できます。

糸こんにゃくは、昭和初期に発明された「花上(はなうえ)式自動白滝製造機」という機械を使ってつくられます。多くの空気を含ませながらこんにゃくを練りあげるのが「花上式」の特徴で、味がしみ込みやすく、プリプリと弾む食感に仕上がります。目皿を通して糸状にしたこんにゃくを、90度以上の熱湯を張った専用プールに流し、よく熱を通してから翌日にすべて手作業で包装しています。
丁寧な手仕事でつくられた、毎日の食卓にそっと寄りそう糸こんにゃくです。
おいしくて、おもしろくて、かっこいいこんにゃくをつくりたい
■大島屋蒟蒻店 吉島祐輔さん(福島県白河市)

東京で舞台俳優をしていた吉島祐輔さんは、結婚を機に妻の佳津恵さんの実家である大島屋蒟蒻店を継いで八代目店主に。
手間が大きく行われなくなっていた伝統的な製法をよみがえらせるための研究や、原材料を見直し、地元の食材への切り替えを行っています。最近では、大島屋蒟蒻店のこんにゃくをもっとおいしく、たのしく食べてもらいたいと、家を改造しておでん屋さんを始めました。
「こんにゃくは、あまり主役になることのない食材です。 でも、品質が高くて味染みの良い本物のこんにゃくは、 日本食文化の名役者。僕はそういうところが大好きなんです 」
おいしくて、おもしろくて、かっこいい。
そんなこんにゃくをひとりでも多くの人に楽しんでもらいたい。そう願いながら、今日も工房に立っています。

先々代まで、夏はところてんと花火をつくっていたという大島屋蒟蒻店さん。かわいらしいパッケージは、その花火をイメージしたものだそう。
伝統と挑戦を大切にしながら、蒟蒻やところてんをつくり続けています。
商品詳細
・名称 糸こんにゃく
・原材料名 こんにゃく粉(国産)、海藻粉末/水酸化カルシウム
・内容量 250g
・賞味期限 出荷日含め20日保証
・保存方法 直射日光を避け、冷暗所に保存
・製造者 有限会社大島屋(福島県西郷村)
・栄養成分表示(100gあたり)エネルギー5kcal/たんぱく質0.1g/脂質0.0g/炭水化物2.5g/食塩相当量0.02g(推定値)
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください





