長野県上田市の坂の上の果樹園さんより、2種類のぶどうをひと房ずつセットにして、直送でお届けします。品種は、さわやかな香りとぱりっと弾けるような食感のシャインマスカットと、長野県生まれの赤系品種で甘味が強いクイーンルージュ®。どちらも種なしで、皮ごと食べられるのが特徴です。

大粒で食べごたえ抜群、皮のパリパリした食感が楽しめるシャインマスカット。そのシャインマスカットとユニコーンという品種をかけ合わせ、2019年に品種登録、2021年から出荷がはじまったクイーンルージュ®。クイーンルージュ®は、現在は長野県内でしか栽培できないため、生産量も少ない希少な品種です。2種類のぶどうの色合い、あじわいの違いをお楽しみください。

朝に収穫し、手作業による選別、梱包をして、その日のうちに出荷しています。収穫後は鮮度が失われていくため、受け取られましたら冷蔵庫で保存し、できるだけお早めにお召し上がりください。

■坂の上の果樹園　坂上周男さん・亜子さん（長野県上田市）

山裾の坂を上りきったところに、坂上さんご夫婦の果樹園はあります。上田盆地に広がる塩田平を見渡す景色が美しく、空気もきれいなところです。

坂の上の果樹園の信条は、「なぜ森の木は育つのか」を考え、生物多様性を大切にした土づくりをすること。森林土壌の知識がベースとなっています。

木が本来持っている力に寄り添うことを基本に、土づくりに必要な土壌微生物をうまく利用し、除草剤や化学肥料に頼らない、有機物堆肥などを生かした果樹栽培に取り組んでいます。農薬については、どうしても必要なのか、ぶどうの木の様子をしっかりと見たうえで、必要最低限の使用にとどめています。また、お客さまにより安心して召し上がっていただけるよう、特別栽培農産物の認証も取得しています。

周男さんと亜子さんの出会いは、大学生の頃。ふたりとも森林について研究する学生だったそうです。

大学卒業後、周男さんは農業開発の仕事でアジア、アフリカなどの各地を転々と、亜子さんは国内で森林や環境に関わる仕事に取り組んでいました。

結婚して家族も増え、しばらくは東京で生活を送っていましたが、「恵まれた自然のなかで暮らしたい」という想いから、家族で長野県上田市に移住。その後、土地に適したりんごとぶどうの栽培をスタートしました。

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坂上周男さん・亜子さん

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