豊かな水と育む、やわらかな味のお米

森と水の豊かなまち、滋賀県高島市の今津町で育まれたお米です。箱館山から湧き出る水が田んぼをめぐり、びわ湖へと注ぎこむ。水の輪をイメージして、名付けられました。
つやがあって、ふんわり、やわらかな食べごこち。上品な香りと甘みが感じられます。青菜のお浸し、焼き海苔など、軽やかなおかずやごはんのお供ともよく合いますよ。
つくり手のこと
季節の色や匂いを感じながら

自然の表情豊かな今津町で代々農家を営む、采野(うねの)俊和さん、采野哲さん、高木まなぶさんがお米のつくり手。このまちで有機農業に取り組んでいるという接点でつながり、坂ノ途中には共同で出荷してくださっています。
田植えの匂いがする初夏、時雨どきに虹がかかる秋、箱館山が雪で真っ白になる冬。日ごとに移り変わる季節の色や匂い、ときに厳しい自然と向き合いながら、一年を通してお米づくりをしています。
土づくりには地域の資源を

大切にしているのは、地域の有機資源を農業に活かすこと。精米のときに出る米ぬか、きのこの廃菌床、牧場の畜産堆肥、クラフトビールの醸造所から出る麦芽などを土づくりに利用する、循環の仕組みをつくっています。
環境と調和して、自らも納得のいく心地よい栽培を。そんな思いから、化学合成農薬や化学肥料は用いず、田んぼの除草には米ぬかを撒いたり、除草機をおして歩いたり、昔ながらの知恵から最新の技術まで、いろいろなやり方を試しているそう。

土づくりに苗づくり、田植え、草刈り、稲刈り。一年に一度、お米が実るまでには、多岐にわたる農作業があります。自然と関わりの深い農業の、美しいだけではない部分にも、もっと目を向けてもらえたら。先祖から受け継いだ田んぼや土地を守り、そして次の世代にも繫げていくために、しっかりそこで生活ができるような農業のかたちを作っていきたいと、采野俊和さんは言います。
田んぼと食卓むすぶお米だより
■豊かな水と育む「高島みずのわ米」
お米の産地の景色やつくり手の想い、味わいをご紹介します。
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ご注意点
■玄米の調製年月日について
玄米には裏面の品質表示ラベルに農家さんがもみすり(稲もみからもみ殻を取り除いて玄米にする作業)をした日付「調製年月日」を記載しております。調製年月日には稲刈りのころの日付が記載されていることがほとんどです。
玄米は、白米と違って、適切な保存状態であれば長期保存してもほとんど劣化しませんので、調製年月日から時間がたっていても品質には問題ございません。
■小石や種の混入について
丁寧に選別はしているものの、稲刈り時の小石や、クサネムと呼ばれる雑草の種(小さな黒い粒)がお米に混ざってしまうことがございます。
お米の品質には問題ございませんので、お米を研ぐ際に取り除いてお召し上がりいただければと思います。気になるような状態でしたら、お手数ですがご連絡くださいませ。
■お米の保存について
お米の保存は、風通しがよく、直射日光のあたらない、15度以下の場所が適しています。
倉庫の管理や選別機でのチェックを丁寧に行っていますが、まれに「コクゾウムシ」と呼ばれる虫がお米の中に入り込んでしまうことがございます。気温が20度を超えると活動が活発化するので、気温・湿度が高くなる時期には、特にお米の保存場所にご注意ください。
季節や温度を気にせず、お米をおいしく保つことができる場所は、冷蔵庫の野菜室です。におい移りを防ぐため、ペットボトルや密封できる容器に入れて保存し、お届けから30日を目安にお召し上がりください。
品質に問題がある場合は、商品到着後30日以内にご連絡いただきますようお願いいたします。それ以降は、ご返金や再送の対応は難しくなりますので、予めご了承くださいませ。
田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米
お米が育つ背景や、その豊かな味わいについてもっとお伝えしたい。そんな思いを込めて、「田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米」というお米の特集ページをご用意しました。
おいしいお米を味わうことが、田んぼとわたしたちの食卓をむすび、未来につづく農業や暮らしを考えるきっかけとなりますように。



