いろいろなお料理とあわせたい、赤ワイン
日々の食卓で、気軽に楽しんでいただきたいポルトガルの赤ワインです。
ピュアなブドウ感と、程よいタンニン。口当たりは軽やかですが、しっかりと味わい深く、余韻がじんわりと長く残ります。お野菜をはじめ、肉料理から魚料理まで幅広く合わせられるので、いつも手元に置いておきたい一本です。
これからの季節、特におすすめしたいのはおでんとのペアリング。だいこんやかぶなど、じゅわっとお出汁が溢れる具材との相性は抜群です。甘味噌をちょっとのせれば、お出汁の風味が引き立ち、ワインもより味わい深くなります。
赤ワインは少し温度を上げてから飲むことが多いですが、あつあつのおでんやお鍋と合わせるなら、冷蔵庫から出してすぐ、冷えたままで楽しんでも。
~木下インターナショナル ソムリエ・館農さんより~
ポルトガル中北部のダン地方を代表するブドウ品種にジャエンがあります。今回のキンタ・ダス・マイアス レッドの主要品種です。このジャエンは、近年のDNA解析で、スペイン北部の赤ワイン品種メンシア種と同じブドウということが判明しました。以前聞いた話では、昔、ダン地方のブドウ栽培家がスペイン北部のサンチャゴ・デ・コンポステラ教会を巡礼の旅で訪れた時、近くで飲んだワインの味わいに感激し、思わずブドウ畑からブドウの枝を失敬してダンに持ち帰ったとのことでした。気候がよく似たダン地方でブドウは見事に育ち、今や地域を代表するブドウ品種の一つとなりました。
ボディ:ミディアム
産地:ポルトガル ダン地方
ブドウの品種:ジャエン、トウリガ・ナショナル、アルフロシェイロ、ティンタ・ロリス
ワイナリー:キンタ・ダス・マイアス
ブドウの栽培:現地有機認証取得(EUビオ認定)
つくり手のこと
■ キンタ・ダス・マイアス
1893年から続く、ダン地方を代表する伝統あるワイナリー。EUオーガニック(ユーロリーフ)の認証を取得し、環境に配慮しながらブドウを育てています。
ダン地方は、ポルトガル中北部に位置する伝統的なワイン産地。山に囲まれ、標高の高い盆地の地形をしています。
キンタ・ダス・マイアスがあるのは、ポルトガル本土の最高峰、セラ・デ・エストレラ(星の山)のふもとにあたる、ブドウの産地としてはとりわけ標高の高い地域。ここで育つブドウは、日中の強い日差しを受けて糖度が上がり、一方、夜には山から吹きおろす涼しい風で気温が下がるため、酸を保ちながら成熟していきます。そうしたブドウから造られるワインは、熟成感がありながらも爽やかな酸味を感じる、この土地ならではの味わいです。
キンタ・ダス・マイアスは、2023年、ワインの勉強会のために坂ノ途中を訪問してくれた、キンタ・ドス・ロケスのルイスさんが営むもうひとつのワイナリー。マイアスで造られるワインは、ロケスより軽やかで、日常の食卓に合わせやすいのが特徴。ご家庭で気軽に楽しんでいただくのにぴったりです。

ブドウ畑
ルイスさん親子によるワイン勉強会の様子はこちら
ポルトガルワインを知る・ルイスさんのお話≫
ワインをおいしく飲むために
〈届いたら〉
ワインの保管温度は16℃くらいが理想です。専用のワインセラーが無い場合は冷蔵庫の野菜室へ。室内の低い位置に置き、横になるように倒して保管するのがおすすめです。冷蔵庫のドアポケットは温度変化が大きいので、長期保管は避けてください。
〈飲む前に〉
冷蔵庫から出してそのままの温度でも、15分ほど置いて少し温度を上げてからあけても。食事中はテーブルに置いておくと、空気と触れることでワインの香りがひらいてきます。味わいの変化も楽しんでください。
商品詳細
・品目 果実酒
・名称 ワイン
・内容量 750ml
・アルコール分 13.0%
・原産国名 ポルトガル
・輸入者 木下インターナショナル株式会社(東京都)
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください