いろいろなお料理とあわせたい、爽やかな白ワイン
日々の食卓で、気軽に楽しんでいただきたいポルトガルの白ワイン。
グラスに注ぐと、柑橘や花を思わせる爽やかな香り。ふくよかながら、やわらかな酸が心地よく、するすると飲みすすめられます。
バランスのとれた味わいで、お野菜からお肉、お魚まで、どんなお料理にも合わせやすいです。特におすすめしたいのは、野菜やきのこのフリットとのペアリング。味と香りがぎゅっと濃くなった野菜やきのこに、ワインのフレッシュな果実味がマッチ。爽やかな酸は、口のなかをさらりと流してくれて、ひとつ、またひとつとお箸がすすみます。
暑い季節には、飲む前によく冷やし、食事中もアイスバケツなどで冷やしておくのがおすすめです。
いつも、手元に置いておきたい一本。ふだんの食卓はもちろん、家族や友人と集まる場でもよろこばれます。いろいろなお料理とあわせて楽しんでください。
ボディ:ミディアム
産地:ポルトガル ダン地方
ブドウの品種:マルヴァジア・フィナ、ゴウヴェイオ、エンクルザード、セルシアル
ワイナリー:キンタ・ダス・マイアス
ブドウの栽培:現地有機認証取得(EUビオ認定)
ポルトガルのブドウ品種
ポルトガルには、古くから栽培されている固有品種のブドウが250種類以上あります。そして、伝統的に、さまざまな品種をブレンドしたワインが造られていました。今も各地に伝わるブレンドの技術は、多彩で個性ある味わいのワインを生み出しています。
〈キンタ・ダス・マイアス ホワイトに使われている品種〉
■マルヴァジア・フィナ
ポルトガル北部から内陸にかけての、ドウロ、ダン、ベイラ・インテリオール地方あたりが主な産地。ハチミツやナツメグのような複雑な香りがあり、フレッシュさとふくよかさをあわせ持つ味わいです。
■ゴウヴェイオ
小粒で黄色がかった緑色のブドウで、房は小さい品種。トロピカルフルーツや柑橘類などの爽やかな香りがあり、酸度が高いのが特徴です。
■エンクルザード
キンタ・ダス・マイアスの畑がある、ダン地方のブドウとして知られる品種。ポルトガルの最高級白ブドウ品種とも言われており、糖度と酸味のバランスがよく、エレガントな味わいです。
■セルシアル
ライムやグレープフルーツの香りと、ぴんと張った酸味が爽やかな印象。単一品種で造られることは少なく、多くはブレンドに使われます。
つくり手のこと
1893年から続く、ダン地方を代表する伝統あるワイナリー。EUオーガニック(ユーロリーフ)の認証を取得し、環境に配慮しながらブドウづくりをしています。

ブドウ畑
ダン地方は、ポルトガル中北部に位置する伝統的なワイン産地。山に囲まれ、標高の高い盆地の地形をしています。
キンタ・ダス・マイアスがあるのは、ポルトガル本土の最高峰、セラ・デ・エストレラ(星の山)のふもとにあたる、ブドウ畑としてはとりわけ標高の高い地域。ここで育つブドウは、日中の強い日差しの下で生育が進むことで糖度が上がり、いっぽうで夜には涼しい風が山から吹きおろして気温が下がるため、酸を保ちながら成熟していきます。その結果、熟成感がありながらも爽やかな酸味を感じる、この土地ならではの味わいのワインを造ることができます。
キンタ・ダス・マイアスは、2023年に坂ノ途中を訪問してくれた、キンタ・ドス・ロケスのルイスさんが営むもうひとつのワイナリー。マイアスで造るワインは、ロケスより軽やかで、日常の食卓に合わせやすいのが特徴。ご家庭で気軽に楽しんでいただくのにぴったりです。

左:ジョゼさん、右:ルイスさん
キンタ・ダス・マイアスは、2023年に坂ノ途中を訪問してくれた、キンタ・ドス・ロケスのルイスさんが営むもうひとつのワイナリー。マイアスでは、ロケスで造るワインより、軽やかで日常の食卓にあわせやすいのが特徴で、ご家庭で気軽に楽しんでいただくのにぴったりです。
ルイスさん親子が坂ノ途中を訪れてくれた日のお話はこちら
ポルトガルワインを知る・ルイスさんのお話≫
ワインをおいしく飲むために
〈届いたら〉
ワインの保管温度は16℃くらいが理想です。専用のワインセラーが無い場合は冷蔵庫の野菜室へ。室内の低い位置に置き、横になるように倒して保管するのがおすすめです。冷蔵庫のドアポケットは温度変化が大きいので、長期保管は避けてください。
〈飲む前に〉
飲み頃の温度は 8~ 12℃。冷蔵庫から出してそのままの温度ですぐに楽しめます。
おいしさをキープするために、冷蔵庫から出したあとも、できればアイスバケツのようなものにボトルを入れて冷やしながら飲んでください。
商品詳細
・品目 果実酒
・名称 ワイン
・内容量 750ml
・アルコール分 13.0%
・原産国名 ポルトガル
・輸入者 木下インターナショナル株式会社(東京都)
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください