忙しい毎日のなかでも、手軽に、たのしく野菜を味わえるようなものを。日々に寄り添い、心を満たすおいしいものを。そんな想いからはじまった、坂ノ途中オリジナルの加工品開発。
第1弾として、「野菜をたのしむ混ぜごはん」を発売いたしました。その味わいや、スタッフおすすめの食べ方、そして商品の開発に込められた想いを、みなさまにお届けします。
|
坂ノ途中について |
野菜が主役の混ぜごはん。えらべる3種の味わい

お野菜やきのこの味わいをぎゅっととじ込めた、「野菜をたのしむ混ぜごはん」ができました。素材の風味や食感をそのままに、醤油やみりんといった調味料、スパイスのおいしさも大切にし、何度でも口にしたくなるものに仕上げています。
使い方はかんたん。ごはんに加えて、混ぜるだけ。大さじ2杯で1膳分、1瓶まるごとならごはん2~3合分に。ひとり分の食事にも、お弁当にも、おもてなしにも、いろいろなシーンで手軽に野菜を取り入れられます。
具材も風味も、ひとつひとつ違ったおいしさをたのしめる、混ぜごはんの素。3種の味わいをご紹介します。
トマトのスパイス混ぜごはん

たっぷりのトマトと香味野菜、スパイスをあわせて煮詰めた、深い味わい。トマトは皮ごと使っていて、素材まるごとのうまみを感じられます。クミンとコリアンダーの香りがときどきふわり。
ディルやパクチーなどのハーブ、豆や卵、魚介と好相性。いろいろな食材と合わせやすく、オムライス、ドリア、タコライスなど、さまざまなアレンジもたのしいです。
万願寺とごぼうの混ぜごはん

京都府産の万願寺とうがらしにごぼうを合わせ、生姜の風味がきいた甘辛い醤油味でくたっと炊きました。お野菜は大きめに切ってあり、ほろ苦さや香りをじんわりと感じます。香ばしく焼いたお揚げやおじゃこをいっしょに混ぜ込んでもおいしい。浅漬けや、菜っ葉のおひたしなど、あっさりとしたおかずがよく合います。
4種きのこの山椒ちらし寿司

白えのき、ブラウンえのき、しいたけ、しめじ。坂ノ途中のお野菜セットでも人気の、4種のきのこを使いました。ぷりっと弾力ある歯ごたえを感じられ、甘酢のなかに香る、さわやかな実山椒の風味がアクセント。
そのままはもちろん、お好みで柚子やレモンの果汁をしぼったり、春菊や三つ葉など香りのある葉物を添えれば、味わいが一段と引き立ちます。れんこんやラディッシュの輪切りなど、飾りや彩りになるものをちらせば、おもてなしの一品にも。
その日の気分にあわせて、どの味にしようかとえらぶのも、ワクワクします。
開発担当スタッフにきく、混ぜごはんへの想い
オリジナル商品の開発に込められた想いを、開発担当のスタッフにききました。
日々野菜と向き合う、わたしたちだからこそ

──どうして混ぜごはんの素をつくることに?
やなちゃん(商品開発・マーケティング担当)以下、Y:
ヒントを得たのは、坂ノ途中の社員食堂の「まかない」からでした。私たちがいただくまかないは、まかない担当のスタッフが、農家さんから届く野菜と向き合い、そのおいしさを引き出すように、調理してくれたものです。私たちも、その色や匂いまで感じながら、味わっていただきます。
坂ノ途中のまかないのきほんは、ごはんと野菜のおかずとスープ。そのなかで、よく登場するのが「混ぜごはん」です。たとえば、にんじんと生姜の混ぜごはん、トマトときのこの混ぜごはん、ごぼうと山椒の混ぜごはん……いろいろな組み合わせがあってたのしく、満足感もあります。
まゆさん(まかない・レシピ担当)以下、M:
混ぜごはんは、野菜をたっぷり入れられて、素材の食感や色も生かせるお料理。季節によって、お野菜の組み合わせはいろいろです。これを主役にすれば、すこしのおかずでも、見た目にも味わいにも満たされる、りっぱな献立ができあがります。
Y:
野菜のおいしさが伝わって、手軽につくれて、バリエーションもひろがる。そんな混ぜごはんのよさを活かして、どんなかたにも、どんなときにも、日々のごはんをたのしんでもらえるような、「野菜をたのしむ混ぜごはん」の開発に取り組みはじめました。
「混ぜるだけ」で、おいしい時間を

──どんなシーンで食べてもらうことをイメージしましたか?
Y:
料理をする時間や気持ちの余裕がないときでも、心がよろこぶ、おいしいものを食べたい。そんなかたに届くといいなと思っています。ごはんに混ぜるだけで、とっておきの一品ができあがって、ひとりでも、家族や友人とも、おいしい時間を過ごせる。
M:
余裕があれば、さらにお野菜をトッピングしたり、汁物をつくったり。そうやってこの混ぜごはんの素を主役に、それぞれの食卓をたのしんでもらえたらいいなと思います。
Y:
きのこの山椒ちらし寿司に彩りを加えて、おもてなしのごちそうにしたり。休日にトマトのスパイス混ぜごはんでオムライスをつくったり。万願寺とごぼうの混ぜごはんとお味噌汁で、ほっと気持ちが落ち着いたり。
おいしくてたのしい時間にも、今日はもう何もつくれない……というときにも。キッチンにいつでも置いておきたくなるような存在になればうれしいです。
混ぜごはんをさらにたのしむ、アレンジレシピ
そのままでもおいしく、自由にアレンジを加えられるのも魅力の、混ぜごはんの素。おすすめのトッピングやアレンジを、レシピ担当のまゆさんに教えてもらいました。
トマトのスパイス混ぜごはん

1)レタスを手でちぎるか、千切りなどにして、ごはんに混ぜます(レタスの代わりにキャベツやルッコラなどの葉野菜でも)。
2)目玉焼きをカリッと焼いてのせます。
3)レモンをくし切りにして添えます。
辛いものが好きなかたは、唐辛子やタバスコをプラスしてもおいしいですよ。
万願寺とごぼうの混ぜごはん

1)塩もみ大根をつくります。大根を食べやすい大きさに切り、塩もみしてしばらく置き、水気をしぼって柚子果汁を加えます。
2)1と水菜をごはんにのせ、お好みで七味唐辛子をふります。
甘辛い味つけのごはんに、さっぱりとした大根と水菜がよく合います。
4種きのこの山椒ちらし寿司

1)春菊(または、せりや三つ葉など)を食べやすい大きさに切り、柚子の皮をすりおろします。
2)1をごはんにのせ、柚子の果汁をしぼります。
春菊と柚子の香りが、ほんのり甘さのある酢飯のアクセントに。

食卓の愉しみ、そして助けにもなってくれる、野菜をたのしむ混ぜごはんの素。
自分や家族の日々のごはんを大切にしたいかたに、手にとっていただけたらうれしいです。


