福福ほうじ茶 50g
648(税込)
売切れ
販売開始予定日未定

ふんわりと甘みのあるほうじ茶

抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を焙じてつくられる、ほうじ茶です。表面を焦がすのではなく、茶葉の芯まで火が通るようにじっくりと焙じることで、ふんわりと仕上がり、香り、味ともに甘みがあります。
一般的には、一番茶や二番茶を摘んだあとに残った芽が伸びたものを刈った、刈り直し番茶を焙じてつくられることの多いほうじ茶。碾茶の茶葉はそれよりも繊細で、焙じるときに細かい調整が必要、使える焙じ機が限られる、ゆっくりと火を通すぶん、1時間かかってもほんの少ししかできないなど、かなりの手間がかかります。
それでも、「碾茶でつくるからこその味がおもしろい。味わって、楽しんでもらえたら」と、お茶のつくり手、〈製茶房嘉栄〉の林嘉人さんは言います。碾茶を丁寧に焙じると、苦みや渋みが少なく、甘みの引き立つほうじ茶になるのだそう。
この製法でしか出せない甘やかな香りをお楽しみください。

おいしいお茶の淹れ方

急須に約5g(大さじ1杯程度)の茶葉を入れ、200ccの熱湯を注ぎます。

約30秒待ち、琥珀色になれば飲みごろです。

 

水出しでも、お茶の甘みをお楽しみいただけます。

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つくり手のこと

製茶房嘉栄 林嘉人さん(京都府和束町)

京都府南部に位置する和束町は、古くからつづくお茶の産地。山の斜面は茶畑の緑に覆われ、水もち、水はけの良い土壌、そして昼夜の大きな寒暖の差が生み出す霧によって、香り高いお茶が育まれています。

林さんは、この町で生まれ育ちました。野山で遊ぶのが大好きだった彼ですが、中学生のとき、生死に関わる大病を患い、入院生活がつづきました。二年遅れで高校を卒業し、茶農家になることを決意。それから二十年近く、お茶をつくり育てています。

「自然のなかで、生き物に囲まれて、お茶の樹を育てたい、そうしてできたお茶を飲んでもらいたいと思ったんです」
病を生きのび、動く体があること、生きていることの有難さをつよく感じたことが、彼のお茶づくりの原点になっています。

 

農家さんのはなし|製茶房嘉栄「山の茶畑」

「山のいのちがめぐるこの場所で、こうしてお茶をつくらせてもらっているというのは有り難いことです」
新茶の収穫が終わり、茶園の忙しさも少し落ち着いた頃。和束町の林さんの畑を訪ねました。
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商品詳細

・名称 ほうじ茶
・原材料名 
緑茶(京都府相楽郡和束町産)

・内容量 50g
・賞味期限 
お届け後60日保証
・保存方法 
高温多湿をさけ移り香にご注意ください。開封後はお早目にお飲みください
・製造者 
製茶房嘉栄 林嘉人

・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください