世界各地の4種類のコーヒーを飲みくらべ

2016年、ラオスのコーヒー産地との出会いをきっかけに始まった「海ノ向こうコーヒー」。現在、東南アジアの7つの産地にスタッフが通い、農家さんと一緒になって品質向上に取り組んでいます。また、取り扱うコーヒー豆は、産地が中南米やアフリカへも広がり、その種類は100を超えました。
ひとくちにコーヒーと言っても、産地・精製方法・焙煎度によって味わいはさまざま。私たちが取り扱うコーヒーも、個性豊かです。
飲みくらべて楽しんでいただきたくて、ラオス、グアテマラ、パプアニューギニア、イエメン、4つの産地のコーヒーをセットにしました。それぞれのコーヒーのストーリーが分かるリーフレットも一緒にお届けします。産地に想いを馳せながら、味わってみてください。
4種類のコーヒーについて
1|ラオスの森コーヒー(東南アジア)(深煎り)
私たちがコーヒー事業を始めるきっかけになった場所、ラオス。アグロフォレストリーという手法を用いて、森を守りながら栽培されています。ビターチョコレートのようなほろ苦さがあり、酸味は控えめ。

2|グアテマラ オーロラ農園の野鳥を守るコーヒー(中米)(中深煎り)
179種類もの野鳥が生息している自然豊かな地域で育ったコーヒー。べリーのジャムやチョコレートのようなコクのある甘さが特徴。じっくり中深煎りにしているので、甘さと苦味をバランスよく味わえます。まろやかな口当たりも楽しんでください。

3|パプアニューギニア 山の朝露コーヒー(オセアニア)(中浅煎り)
海ノ向こうコーヒーが2021年に出会った産地、パプアニューギニア。日中と夜間の寒暖差があり、霧が多く発生する環境が、甘く、すっきりとした後味のコーヒーを育てます。ラベンダーのような華やかな香りも印象的です。

4|イエメン モカ 太陽のコーヒー(中東)(中深煎り)
モカコーヒーの名前の由来となった生産地、イエメンから届いたコーヒーです。豆を挽いた瞬間に広がる華やかな香りは唯一無二。ぎゅっと凝縮された甘さとコクも特長です。チョコレートのようなフレーバーがより引き立つよう、少し苦みを感じる焙煎度にしました。

より美味しく── HARIO コーヒーミル・セラミックスリム

コーヒーは豆から粉の状態になると急速に鮮度が落ちてしまいます。空気に触れる面積が多くなることによって酸化のスピードが早くなり、香りも抜けてしまうのです。
海ノ向こうコーヒーでは、挽きたてのコーヒーを飲んでいただきたいと思い、コーヒーミル「HARIO コーヒーミル・セラミックスリム」とのセットもご用意しています。
一度に2杯分まで挽くことができ、収納に困らないスリムなデザインで、持ち運びにも便利な軽さ。水洗いができ、お手入れも簡単です。つまみを回すだけで、粗挽き、細挽きの調整ができるので、お好みの挽き加減を見つけてくださいね。
「遠くに想いを馳せる想像力を」

海ノ向こうコーヒーは、坂ノ途中のコーヒー部門。アジアの産地に通い、生産者さんと一緒にコーヒーの品質向上に取り組んでいます。産地での栽培のサポートから、生豆の輸入、そして焙煎まで、すべて自社で手がけています。
私たちが目指すのは、サスティナブルなコーヒー事業です。
美味しいコーヒーをつくってお客様にお届けすることはもちろん、そのコーヒーが環境に配慮した方法で栽培されていることも大切にしています。
また、産地からは継続的にコーヒーを買い付け、その販路として成長していくことで、生産者さんの生活の向上や産地の課題解決につなげていきたいと考えています。
おいしいコーヒーの背景にある、作り手のストーリーや産地の様子に想いを馳せながら味わっていただけたら嬉しいです。





