坂ノ途中の研究室では、IMMやインパクトレポートに関する相談も受け付けております。
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坂ノ途中の報告書（インパクトレポート）
2023-2024
Vol.2では、前回から2年間の進捗を追い、私たちの今をお伝えします。あわせて、私たちを取り巻く外部環境の変化にも触れるようにしました。
レポートは、大きく分けて４つの章で構成されています。IMM（インパクト測定・マネジメント）、国内事業、海外事業、そして坂ノ途中の研究室です。それぞれが新たな取り組みを行っており、日々変化や発見に満ちています。その一部をみなさんと共有することで、環境負荷の小さい農業を広げるためにできることを一緒に考えていきたいと思っています。
2021-2022
研究室のはじまりの一歩として、「坂ノ途中の報告書」を作成しました。「自分たちの現在地を明らかにする」をテーマに編集を行い、改めて「100年先もつづく、農業を。」というビジョンに対する今の想い、そこに付随する３つのミッション、会社としてのあゆみなどをまとめました。国内事業・海外事業のパートでは、何をしているかだけでなく、向き合っている課題と着眼点、事業が与えている影響などをまとめました。よく、坂ノ途中は何をしている会社なのか分かりづらいと言われますが、私たちのことを少しでも理解していただく一助になればと思っています。
Theory of Change
事業が生み出す変化を図として描いたものです。なぜ、誰に、どうやって、私たちが起こしたい変化を生み出そうとしているのか、最終的に何を目指しているのか。それらを包括的にまとめてみました。作成する過程で再認識したのは、私たちが国内事業と海外事業を通じて起こしたい変化には重なりがあるということ。解決したい社会課題や扱う商品は違うけれど、個性や背景を伝えながら販売することで、持続可能性を大切にした暮らしへのシフトを世の中に起こしたいと思っています。
坂ノ途中の研究室について
坂ノ途中は創業以来、新規就農で環境配慮型農業（有機農業など）に寄り添ったバリューチェーンをつくってきました。その過程で得られた知見を社会や生産者へ還元することで、生産者の経営課題を解決し、環境負荷の低い農業を広げていけると考えています。
2022年に発足した「坂ノ途中の研究室」は、生産者を包括的に支える取り組みを推進するチームです。生産者に関わる多様な主体（自治体、企業など）と連携し、以下のような取り組みを実施しています。
- 自治体連携：オーガニックビレッジ宣言自治体への移住就農者受け入れシステムの構築支援
- 産地づくり：流通、販売支援、共同出荷や地域内流通（給食等）のためのシステム導入、物流整理
- 技術開発支援：有機農業に適した技術（農業機械など）の開発への調査協力
これらの活動を通じて、私たちはシステムやデータ、蓄積されたノウハウを提供し、環境負荷の低い農業の実現に貢献しています。
インパクトレポートは、これまで坂ノ途中が取り組んできたことを、改めて振り返り次に進んでいくために、「坂ノ途中の研究室」が最初に取り組んだプロジェクトです。今後も定期的に私たちの歩みを俯瞰し、インパクトレポートとして皆さんに共有していきます。
