期間限定・梅しごと

青々と、香り豊かな梅の季節。
山の緑や草花に囲まれた畑で、自然に寄り添い大切に育てられた梅をお届けします。

梅シロップや梅酒、梅干し、梅ジャム......初夏をたのしむ梅しごと。甘い匂いをかぎながら、梅の実に触れてつくる、手づくりの味わいは格別です。

さあ、はじめてという方も、毎年楽しみにされている方も、梅しごとをはじめましょう。

目次

梅のお届け予定
●お届け時期
・熊野古道の小梅 5月下旬
・梅(品種おまかせ) 5月下旬~6月中旬ごろ
・南高梅(黄熟) 6月中旬~下旬ごろ
※収穫の状況や梅の生育状態により変更となる場合がございます
※「梅」の品種はお選びいただけません

●産地 
和歌山県、福井県ほか

●栽培基準
栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください
梅のご購入はこちら
梅のお届けは、5月下旬「熊野古道の小梅」からはじまります。続いて、青から黄色へと色づきながら「梅」を、6月中旬には「南高梅(黄熟)」をお届けしていきます。お好みの梅しごとに合わせてお選びください。梅しごとにおすすめの調味料や瓶もあわせてご紹介します。

※今年の「熊野古道の小梅」は、虫による被害が大きく、例年よりも収穫量が大幅に少なくなる見込みです。数に限りがございますこと、あらかじめご了承くださいませ
梅しごとのレシピ
梅シロップや梅酒といった基本の梅しごと。小梅のピクルスや黄熟梅の梅酒など農家さん直伝のレシピ。梅びしおや梅の塩麹漬けなどのアレンジレシピ。坂ノ途中の編集室では、さまざまな梅しごとのレシピをご紹介しています。
梅しごとのレシピ(印刷用ダウンロード)
お手元でご覧いただける、梅しごとのレシピをご用意しました。
以下からダウンロード・印刷してお使いいただけます。

●きほんの梅シロップ、梅酒、梅ジャム
ダウンロード・印刷はこちら≫

●梅干し
ダウンロード・印刷はこちら≫
生産者さん紹介|田辺印の会 宇田川啓太さん(和歌山県田辺市)
● 田辺印の会 宇田川啓太さん(和歌山県田辺市)

和歌山県中南部、海と山を結ぶように、世界遺産・熊野古道の参詣道が通る田辺市。この地域では江戸時代から梅の栽培が盛んで、今も日本有数の産地として知られています。

田辺印の会・宇田川啓太さんの畑があるのは、田辺市のなかでも山側の地域。海側とくらべて収穫時期が1、2週間遅く、市場では不利になりがち。また、木が育つのは急な斜面で、作業性も悪くなってしまいます。

けれど、山の畑には優れているところがあります。それは、周囲に山林が広がり、生物多様性に恵まれていること。たとえ梅の木にとって害となる虫がいたとしても、近くにはその天敵がいる。だから、多くの農薬を使わなくても、ある害虫が一気に増えるということはそうないと言います。

「自分の努力で何かが変えられるとは思わない。自然になるようになることが大事で、自分はそこに少し手を添えるだけ」

宇田川さんは、山の斜面を歩き、畑に植わる400本の木を見て回ります。そして、土に肥料を与えたり、枝の剪定をしたり、伸びた草を刈ったり、自然に寄り添いながら、梅の実がすこやかに育つよう、手助けをしているのです。
生産者さん紹介|エコプレイス・サカノ 坂野佳彦さん(福井県若狭町)
●エコプレイス・サカノ 坂野佳彦さん(福井県若狭町)

福井県の西部に位置する、若狭町。山の緑と田んぼに囲まれた場所に、エコプレイス・サカノさんの梅の畑があります。湧き水が周囲をめぐる畑は、とても静かな、清々しい空気に満ちています。

梅の樹の下には、白、ピンク、黄色などのかわいらしい花をつけた草花があちこちに。虫やカエルたちのすみかとなる草は、短すぎず、高くなりすぎない程度に刈っているそうです。いろいろな植物と生きものがいる、豊かな生態系を大切に、自然に寄り添った梅の栽培をこころがけています。

坂野さんに梅の魅力をお聞きしました。
「梅は古くから日本人が健康維持のために使っていたもの。それを広めていけることがうれしい。ぜひ自分の手で、梅しごとをしてもらいたいなと思っています」
「だからぼくは、梅干しは売らないんです。梅干しを買わずに、自分でつくってみてほしいから」

そんな坂野さんおすすめの梅しごとは、梅醤油。洗ってヘタを取った梅と、かぶるくらいの醤油を瓶に入れ、1〜2週間おいたら完成です。さわやかな酸味があって、なんでも美味しくなるという梅風味の調味料。梅しごとを多くの方に楽しんでほしい、という坂野さんの気持ちが伝わってきます。
ご注意点
・収穫の状況や梅の生育状態により、お届け日が延期となったり、欠品とさせていただくことがございます。その際はメールにてご連絡差し上げます。

・お届けする梅は、栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料不使用のものです。防除できない黒星病やかいよう病(表面に黒褐色の斑点が出る)、虫食い等の実が混ざることがございます。そのままお使いいただき、召し上がっていただいて問題ありませんが、気になる場合は取り除いてお使いくださいませ。