「海ノ向こうコーヒー」は、国連世界食糧計画と、私たちのビジネスパートナーであるサフロンコーヒーとともに、ラオス北部でのコーヒー生産支援を通じた生活・栄養改善を目指す、「COFFEE-JAPAN PROJECT」を行っています。

私たちはサフロンコーヒーと協働し、この地域のコーヒー農家さんやコミュニティに対して、コーヒーの苗木の配布や精製過程に必要な設備の提供、コーヒーの栽培や生産に関する技術や知識を共有するためのトレーニング及びワークショップを実施しています。

これまで現地で取り組んできた内容を「第3期報告書」にまとめ、サイトに公開しました。

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また、プロジェクトの概要や過去の活動報告書、現地の様子をお伝えするレポートは、下記よりご覧いただけます。

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活動の振り返り

2024年に配布した苗木は合計で82100本。プロジェクトに参加する生産者の多くは、コーヒー栽培にはじめて取り組む人々です。

そうした生産者に対し、海ノ向こうコーヒーとサフロンコーヒーはこれまでに定期的に産地へ通い、苗木の植え方や、病害虫対策、収穫の方法など、コーヒー栽培に関する知識や技術を共有してきました。

コーヒーの木から実が収穫できるようになるまで、ラオスでは4年ほどかかると言われています。コーヒー生産による現金収入のないこの期間の生産者のモチベーション維持は、よく問われる課題です。

サフロンコーヒーのトッド氏は、「たとえ収穫がまだだとしても、通い続け、その場所にいるということが大切。農家さんたちの小さな悩みにもすぐに耳を傾けられる。そうした存在になることで、これから先の長期間、良い関係性を築いていくことができる。」と言います。

プロジェクトの終了予定は2025年10月。プロジェクトとしての期限はありますが、その後もコーヒー生産と人々の生活は続いていきます。この期間を超えた関係性を見据えながら、残りのプロジェクト期間の活動を進めていきます。

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ラオスのコーヒー

坂ノ途中OnlineShopや海ノ向こうコーヒーのBtoB向けのサイトでは、ラオスのコーヒー豆を販売しています。

<ラオスの森コーヒー>
サフロンコーヒーより輸入したコーヒー豆を海ノ向こうコーヒーの焙煎士が焙煎しています。緑豊かなラオスの森をイメージした中深煎りです。チョコレートのようなコクと優しい甘みがあるコーヒーです。

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海ノ向こうコーヒーについて

ラオスやミャンマーなどアジアのスペシャルティコーヒーを中心に、世界30か国、100種類以上のコーヒー豆を販売。コーヒーの栽培方法や精製プロセスを向上し、資金や販路構築のサポートを通して、産地の豊かな環境や人々の暮らしを未来につなぐことを目指しています。

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