甘酸っぱい味わいの、紅ほっぺ
「紅ほっぺ」は、「章姫」と「さちのか」をかけ合わせてできた品種です。章姫の甘味と、さちのかの香りのよさを受け継ぎました。
粒が大きめで食べ応えがあり、口のなかに甘い香りがふわりと広がります。しっかりとした甘味とコクがありながら、ほどよい酸味もあり、いちご本来の甘酸っぱい味わいが特徴です。
いちごはとても繊細なため、完熟より手前で収穫して出荷されることが多いのですが、本当に美味しいいちごをお届けしたいという想いから、完熟するまで待って収穫しています。お届け後はなるべく早くお召し上がりいただき、みずみずしさをお楽しみください。
いちごの保存方法
保存は、冷蔵庫の野菜室がおすすめです。乾燥を防ぐため、パックをビニールなどの袋に入れて、お早めにお召し上がりください。
つくり手のこと
■宮前農園(京都府亀岡市)
いちごの栽培を手がけるのは、京都府亀岡市〈宮前農園〉の宮前裕太さん。以前は、アパレルや運送など、農業とは全く別の仕事をしていましたが、趣味だった山登りやサーフィンがきっかけで、自然と関わる仕事がしたいと思うようになり、就農を決意。滋賀県の農業法人にていちごの栽培を学んだのち、2019年に京都府亀岡市で農園をひらきました。周囲はお米農家さんが多く、宮前さんのいちごハウスは田んぼの真ん中にあります。
栽培は、化学肥料に頼らず、有機肥料を用いた土づくりがベース。ハウスの中では、ハチなどの虫たちが元気に飛び回ります。じっくりと育ったいちごは、実がしっかり。深い味わいです。
近くの直売所や、地元の方からの人気も高く、たくさんの人が毎日宮前さんのもとを訪れます。レストランのシェフが、大きなタッパーを持っていちごを買いに来られることも! 坂ノ途中のお客さまからも「いつから始まりますか?」と、お問い合わせいただくことの多い、存在感のあるいちご農家さんです。
紙トレイでお届けしています
京都府亀岡市は2018年に「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行い、使い捨てプラスチックごみの使用削減を目標としています。
宮前農園さんでは、2021年からいちごの販売用トレイを、プラスチック製から紙製に変更されました。