海を感じる、豊かな味わいの天日塩
ベトナム中南部、カンホア省ニャチャンのホンコイという村。その海沿いにひろがる天日塩田から届いた、深く豊かな味わいをもつ「カンホアの塩」。工夫を重ねた独自の天日製法でつくられています。
ゆっくりと時間をかけて海水を天日にさらし、そうしてできた天日塩を石臼挽きにして仕上げます。塩辛さのなかに感じる、海の成分が織りなす、ほのかな甘みや苦み。
とげとげしさがなく、まろやかに素材を包み込むので、野菜やお米、魚介、お肉なら豚や鶏といった食材によく合い、お料理をやさしい味わいにしてくれます。枝豆にぱらりとかけたり、塩むすびにしたり、スープの下味をつけたり、素材の風味を引き立てます。
坂ノ途中スタッフからも、お客さまからも人気の「カンホアの塩」。
台所に常備して、日常づかいのお塩にどうぞ。
複雑な味わいを引き出す、天日製法
白い砂浜と青く澄んだ海がつづくこの地では、100年以上前から天日塩がつくられてきました。
ベトナムがフランス領インドシナだった頃、フランス人によって天日塩田がつくられ、技術や知識が現地のひとびとに伝えられたことで、カンホアは天日塩の名産地になりました。
「カンホアの塩」は、ミネラルの析出の仕方を工夫し、海水に含まれるカルシウム・マグネシウム・カリウムといった成分も残すようにしてつくられています。天日でととのえた成分をそのまま生かすため、石臼挽きで粒を細かくして仕上げます。数ある天日塩田のなかでも、独自の製法でつくられる「カンホアの塩」。
海を感じさせてくれます。
カンホアの塩を使ったおいしいレシピ
塩、レモン汁、オリーブオイルで味付けするシンプルなマリネ。ハーブの風味、赤玉ねぎの辛味がアクセントに。
お塩でビーツの甘みを引き出して。鮮やかなピンク色がきれいなポタージュです。