【2023年産】津山れんげ米
  • 白米 2kg
    1,728(税込)
    売切れ
    販売開始予定日未定
  • 白米 5kg
    4,077(税込)
    売切れ
    販売開始予定日未定
  • 玄米 2kg
    1,566(税込)
    売切れ
    販売開始予定日未定
  • 玄米 5kg
    3,672(税込)
    売切れ
    販売開始予定日未定

※現在、新規のご注文受付を休止しております
2023年産「津山れんげ米」につきまして、昨年の夏から秋にかけての猛暑や雨不足の影響で稲の実つきが悪くなり、収穫量が落ち込んだため、新規のご注文受付を休止しております。再開は来季(2024年末~)以降を予定しております。

 

・生産地 岡山県

・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください

・ご注意点 商品ページ下部をご確認くださいませ

れんげ咲く里のやさしいお米

津山れんげ米は、岡山県、津山の山里の豊かな自然が育てたお米。
田んぼに咲いたれんげを土にすきこむ以外はなんにも加えず、自然な土の力だけでつくられています。
春にはれんげのピンク、夏には若葉のあざやかな緑、秋には稲穂の黄金に染まる田んぼの景色を思い描きながら味わっていただきたい、やさしい甘みが自慢のお米です。

 

れんげは、農薬や化学肥料が使われるずっと前から緑肥(りょくひ)として田んぼの土の改良に使われてきました。
稲刈りが終わったあとに田んぼにまかれたれんげの種が雪の下で冬を越し、春にいっせいに咲いたあと、土にすきこまれて稲の栄養になる…
自然の息吹とともにあるそんなサイクルで、津山れんげ米ははぐくまれています。

つくり手のこと

中尾幹雄さん(岡山県津山市)

れんげ米の生産者は、岡山県津山市の中尾幹雄さん。
公害や化学物質への危機感をきっかけに、40年前からできるだけ自然な形で農業をしてこられました。

「健康な体はきれいな環境と正しい食から。自然の法則に従った生活を」中尾さんの農場にはこんな言葉が掲げられています。

 

~自然により添う、中尾さんの米づくり~

その1 自然の中で丈夫な苗を育てる
育苗器などは一切使わず、自然な状態で苗を育てます。「苗踏み」をすることで、丈夫な苗を育てます。

 

その2 雑草は大切なお助け役!「あぜ草農法」
田んぼは稲の収穫後から5月下旬まで耕さず、たくさんの草花が育つ自然のままの状態を作ります。普通の米づくりでは厄介者とされる雑草ですが、中尾さんの米作りでは大切なお助け役です。育った雑草は、貴重な天然資源として刈り取って田んぼに敷いていきます。

 

その3 ちょっと遅めの自然の理にかなった育成時期
早い時期に収穫したほうが新米として有利に販売できるので、一般的なお米作りでは徐々に田植えや稲刈りの時期が早くなってきています。中尾さんは晩生のヒノヒカリを選び、6月に田植えをし11月に稲刈りをします。(西日本では5月に田植え、9月に稲刈りが標準になっています)栽培には時間がかかりますが、昼夜の温度差がある秋を田んぼで過ごすので、ぐっと味わい深いお米になります。稲穂が完熟ししっかり味が乗るまで待って、秋の深まる頃、ようやく収穫です。

ご注意点

■玄米の調製年月日について

玄米には裏面の品質表示ラベルに調製年月日を記載しております。
調製年月日とは、農家さんがもみすり(稲もみからもみ殻を取り除いて玄米にする作業)をした日付のことです。
年に1度のお米の収穫に合わせてもみすりをする農家さんが多いため、調製年月日には稲刈りのころの日付が記載されていることがほとんどです。
玄米は、白米と違って、適切な保存状態であれば長期保存してもほとんど劣化しませんので、調製年月日から時間がたっていても品質には問題ございません。

 

■未検査米について

未検査米とは、品種や銘柄についての検査を受けていないお米のことです。
品種銘柄検査を受けていないと、品種名、産地、産年を袋に記載できないというルールがあります。
この検査は、食味や農薬使用の検査ではありません。ですから、検査の有無によって品質が変わるということはありません。
坂ノ途中では品種銘柄検査を重視していません。
見かけることの少ない品種のお米や、農家さんが自家採種されているお米、「検査にお金使うのはイヤやわ」というポリシーの農家さんのお米については、未検査米を扱うこともあります。

 

■小石や種の混入について

坂ノ途中がお取り引きしているお米農家さんやその精米所は大規模とは言えません。大手の精米所で用いられるような高性能な選別機を使用していないことがほとんどです。そのため、丁寧に選別はしているものの、稲刈り時の小石や、クサネムと呼ばれる雑草の種(小さな黒い粒)がお米に混ざってしまうことがございます。
お米の品質には問題なく、お米を研ぐ際に取り除いてお召し上がりいただければと思います。気になる状態でしたら、お手数ですがご連絡くださいませ。

 

■お米の保存について

お米の保存は、風通しがよく、直射日光のあたらない、15度以下の場所が適しています。

季節や温度を気にせず、お米をおいしく保つことができる場所は、冷蔵庫の野菜室です。ーにおい移りを防ぐため、ペットボトルや密封できる容器に入れて保存し、お届けから30日を目安にお召し上がりください。

 

■コクゾウムシについて

虫などの侵入を防ぐために倉庫の管理や選別機でのチェックを丁寧に行っていますが、まれに「コクゾウムシ」と呼ばれる虫がお米の中に入り込んでしまうことがございます。虫は、畑ではなく収穫後に侵入し、お米に産卵して増えていきます。虫が侵入したお米がひと粒でも入ってしまうと、特に常温保存では短期間で増えてしまうことがございます。

気温が20度を超えると活動が活発化するので、気温・湿度が高くなる時期には、特にお米の保存場所にご注意ください。

田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米

お米が育つ背景や、その豊かな味わいについてもっとお伝えしたい。そんな思いを込めて、「田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米」というお米の特集ページをご用意しました。

 

おいしいお米を味わうことが、田んぼとわたしたちの食卓をむすび、未来につづく農業や暮らしを考えるきっかけとなりますように。

 

特集ページ「田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米」はこちら≫