夏から秋へ、季節の移ろいとともに
心地よい夜風が吹き、だんだんと秋の気配がしてきました。
9月のワインは、季節の移ろいを感じながら楽しみたい、爽やかでほどよく厚みのある2本。どちらも、手がけたのは山梨県のシャトー酒折さん。いつも坂ノ途中のワインをセレクトしてくださっている木下インターナショナルさんの自社ワイナリーです。白、赤それぞれに、日本独自の品種のブドウが使われています。
白ワインのブドウは甲州。味わいがしっかりしているので、アヒージョのような、ニンニクと塩気の利いたお料理と合わせるのがおすすめです。具材には旬の名残の甘とうがらしやきのこを。こっくりしたお野菜の旨みが、ワインの爽やかさを引き立ててくれます。
赤ワインは、マスカットベリーAを使い、10か月間熟成させたもの。木苺のような甘く華やかな香りがありつつ、後味は爽やか。新れんこんを使ったきんぴらや、鶏の照り焼きなど、甘辛い味つけの和食によく合います。
過ぎゆく夏を惜しみながら、秋のおとずれを楽しみに。そんな気分にしてくれる2本です。
ワインの紹介
■甲州 i-vines vineyard 2023
ふくよかで豊かな味わいの白ワイン。グラスに注いでしばらくおくと、より果実味と深みが増します。
白ワインといえば軽やかなイメージがありますが、このワインはしっかりとした風味。ボリューム感があるので、アヒージョのほか、フライや天ぷら、オイル系のパスタなど、油を使ったお料理とよく合います。
一度で飲み切らず、数日かけていただくのもおすすめ。まろやかさと果実味が増し、より深い味わいに変化していくのを楽しむことができます。
ブドウは、山梨県で醸造用のブドウを主に栽培する農業法人i-vinesの甲州種を100%使用。甲州種は、成熟すると果皮がタンニンを含みピンク色に染まります。強く搾ると果汁と一緒にタンニンも抽出され、ワインの苦みが強くなってしまうのですが、このワインは、やさしく搾汁することで、心地よい酸味と豊かな果実味のなかに、甲州種らしい苦みがほんのりと感じられるように仕上げています。
~木下インターナショナル ソムリエ・館農さんより~
山梨県を代表する栽培家たちが育てたブドウを贅沢に使い、シャトー酒折の醸造長、井島正義が丹念に仕込んだ、最高のコラボレーションが生み出した1本です。味わいのバランスが見事にとれていて、和食の旨味と最高の相性を示します。特に、旬のお野菜やくだものをつかった白和えを合わせるのがおすすめ。ワンランク上の甲州ワインをお楽しみください。
■マスカットベリーA 樽熟成 i-vines vineyard 2017
爽やかで、木苺を思わせる甘酸っぱさが魅力の赤ワイン。
甘すぎず、軽やかな口当たり。くだものそのままの味わいを表現したような、ジューシーな1本です。
グラスに入れてすぐはいちごや熟したチェリーの香りですが、空気に触れると花や土、カカオのようなさまざまな香りが重なり、その変化も楽しめます。
渋みが少なく、特に甘辛い味付けとの相性は抜群。きんぴらや照り焼きのほか、田楽や回鍋肉といったお味噌を使ったお料理もおすすめです。
使用しているマスカットベリーAは、日本を代表する赤ワイン品種のブドウです。i-vinesで収穫後、すぐにワイナリーへ移し醸造。フレンチオークの木樽に詰めて10か月間熟成させています。ブドウ農家とワイナリー、それぞれの丁寧な仕事で作り上げられたワインです。
~木下インターナショナル ソムリエ・館農さんより~
口に含むと、心地よいやわらかな酸味とチェリーのコンポートのような味わいがあり、軽快な口当たりで赤ワインによくある渋みは控えめです。アフターも果実の余韻が長く続きます。色調は、エッジにオレンジが加わったルビー色。エッジとは、ワインをグラスに注いだ時の液面のグラスにあたる縁(ふち)の部分のことで、赤ワインのエッジの色合いは、紫、ルビー色、オレンジ、レンガ色や茶色へと熟成するにつれて変化していきます。つまり今回の「オレンジが加わったルビー色」は、ほどよく熟成されているということ。色からもワインをお楽しみください。
つくり手のこと
■シャトー酒折(山梨県甲府市)
1991年5月、木下インターナショナルさんが、日本を代表するワイン産地である山梨県甲府市に設立したワイナリー。「毎日の食卓でお楽しみいただける手頃な価格のおいしい日本ワイン」をコンセプトに、甲州、マスカットベリーAなど、日本独自の品種のブドウを使用したワインを造っています。
ブドウは、山梨県でワイン用のブドウ栽培を手がける農業法人、i-vinesさんが育てたもの。i-vinesさんは、持続可能なブドウの生産を目指し、環境に負荷をかけないよう配慮しながら、化学合成農薬にできるだけ頼らない栽培をおこなっています。
おいしく楽しむために
~届いたら~
ワインの保管温度は16℃くらいが理想です。専用のワインセラーが無い場合は冷蔵庫の野菜室へ。室内の低い位置に、横になるように倒して保管するのがおすすめです。冷蔵庫のドアポケットは温度変化が大きいので、長期保管は避けてください。
~飲む前に~
■甲州 i-vines vineyard 2023
飲み頃の温度は8~12℃。冷蔵庫から出してそのままの温度ですぐに楽しめます。冷蔵庫から出したあとは、アイスバケツのようなものにボトルを入れて冷やしながら飲んでいただくか、食事中はテーブルに置いてすこし温度をあげて楽しむのもおすすめです。
■マスカットベリーA 樽熟成 i-vines vineyard 2017
飲む10〜15分前に冷蔵庫から出して、すぐに抜栓して置いておきます。ワインの温度を少し上げ、空気と触れさせることで、ワインの香りが開いてよりおいしく飲んでいただけます。飲み頃の温度は13~16℃。空気に触れて変わっていく香り、味わいをお楽しみください。
商品詳細
■甲州 i-vines vineyard 2023
・品名 ワイン
・原産国 日本
・内容量 750ml
・アルコール分 12%
■マスカットベリーA 樽熟成 i-vines vineyard 2017
・品名 ワイン
・原産国 日本
・内容量 750ml
・アルコール分 13%
ご注意点(ご注文前に必ずご確認ください)
・送料について
- 送料込みの商品です。別途送料はかかりません
・ご注文について
- - 直送商品のため、坂ノ途中OnlineShopのほかの商品とまとめて購入することができません。大変お手数をおかけいたしますが、ほかの商品をご購入の場合は、2回に分けてのご注文をお願いいたします
- ご注文完了後のキャンセルはお受けいたしかねます。あらかじめご了承くださいませ
・お届けについて
- クロネコヤマトクール便での配送です
- ワインの輸入元の倉庫からお送りします。発送予定はメールでご案内します
- 直送商品のため、お届け日の指定は承っておりません。また、天候不順や、災害等による交通機関の乱れが発生した場合、お選びいただいた期間内にお届けできない可能性もございます。あらかじめご了承くださいませ
- 2セット以上ご注文の場合、1セットごとにお届けします。お届け日が異なる場合がございますので、ご了承くださいませ
・同梱資料について
- それぞれのワインの説明書も一緒にお届けします。商品価格の記載のあるものは同梱いたしません
・荷姿について
- 無地の段ボールでお届けします。化粧箱でのご用意はございませんので、あらかじめご了承ください