季節の移ろいを知らせてくれる菜花
菜花は、アブラナ科のお野菜の花芽のことです。アブラナ科のお野菜とは、ハクサイやカブ、ダイコン、コマツナ、キャベツなど。これらは冬を越して暖かくなってくると、花芽を伸ばしはじめます。
やわらかい花芽はうまみと甘みがあり、とてもおいしい。見た目はもちろん、味も個性豊かで、それぞれのお野菜の特徴がほんのり出ていておもしろいです。
どのお野菜の菜花が届くか、楽しみにしていてくださいね。
おひたしのほか、ごま和え、みそ汁などが定番ですが、パスタやサラダに入れるのもおすすめの食べ方。
また、葉と茎を切り分けるときは、包丁を使わず手でポキンと折るとアクが出にくくなります。茎を先に、少し後から葉を茹でるとバランスよく火が通りますよ。
保存のポイント
濡らしたペーパーなどに包み、袋に入れて立てた状態で野菜室へ。
菜花のおいしいレシピ
京都のお雑煮に欠かせない白味噌を使ったうどんです。ほろ苦い菜の花はたっぷり添えると少し大人な味わいに。
お好みでお揚げや餅を入れてもおいしいですよ。
薄くスライスしたれんこんとラディッシュの食感が楽しいちらし寿司。
菜の花の色味とほろ苦さをアクセントに。
濃厚なクリームソースをレモンの爽やかな酸味でさっぱりと楽しむパスタです。寒い日にうれしいコクのある味わいです。
ほかにも、サラダやあえものなど、いろいろな菜花のレシピをご紹介しています。
参考にしてみてくださいね。