150年つづく醸造元の極上白みそ
滋賀県の南部に位置する、大津市。京都に近いため、お正月には、白みそ仕立ての京風雑煮を食べる文化があります。大津市の古い町並みの一角にあるのが、150年つづく白みそ醸造元、九重味噌さん。創業以来、京都・滋賀の食文化に欠かせない白みそをつくり続けてきました。
最近では、水あめや砂糖が加えられたものも多い白みそですが、九重味噌さんの白みその原材料は、お米・大豆・塩のみ。手間のかかる工程を一つひとつ大切にしながら、香りが良く、甘みのある白みそをつくられています。
白みそづくりの肝となる麹づくりでは、原料のお米の種類や産地、収穫された年によって、蒸し時間を10分単位で微調整。麹菌をふりかけたあとは、麹蓋製麹(こうじぶたせいぎく)という、木製の容器をつかう昔ながらの方法で、麹を仕込んでいきます。
およそ150枚ある麹蓋を約3時間ごとに積みかえ、米麹を手で撹拌(かくはん)し、麹蓋の面積いっぱいに均一な厚みで広げていきます。これが、「手入れ」と呼ばれる作業。熟練した職人さんでも、150枚分の手入れを終えるのに約1時間。こまめに温度管理をし、白みそに適した米麹ができあがります。
できあがった米麹は、塩、大豆と合わせて、50℃以上の高温で熟成させ、米麹の糖化によって甘みを引き出します。熟成を終えた白味噌を丁寧にすり潰し、「極上白みそ」ができあがります。
塩味は控えめで、お米の甘みをじんわり感じる深みのある味わい。麹の豊かな風味をお楽しみください。お正月のお雑煮はもちろん、普段のお料理にも。
数量限定で、迎春パッケージでお届けします。
(なくなり次第、通常パッケージに切り替わります。)
つくり手のこと
九重味噌(滋賀県大津市)
明治元年創業の九重味噌さん。そのはじまりは、現在の滋賀県守山市のあたりから大津へと移り住んだご先祖が、米屋を開いたことでした。商いをするうちに、米を原料とする味噌に関心をもち、自らつくって売り出すようになったのだそう。
現代は機械による米麹づくりが普及するなか、九重味噌さんが変わらず大切にしているのは、昔ながらの麹蓋をつかった、手づくりの米麹。味わい深く、自然な甘さの白味噌をつくり、届けています。
白みそのおいしいレシピ
商品詳細
・名称 米みそ
・原材料名 米(滋賀県産)、大豆(北海道産・遺伝子組み換えでない)、食塩
・内容量 500g
・賞味期限 お届け後16日保証
・保存方法 要冷蔵(10℃以下)
・製造者 有限会社 九重味噌(滋賀県大津市)
・栄養成分表示(100gあたり)エネルギー224kcal/たんぱく質7.7g/脂質4.6g/炭水化物37.9g/食塩相当量3.4g