春庭農園のブロッコリー 1袋
470(税込)

・お届け内容 春庭農園のブロッコリー 1袋
・生産地 長野県

・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください

甘みと香りの詰まったブロッコリー

蕾がぎっしり詰まり、さわやかな香りただようブロッコリーが、長野県の南部、上伊那郡南箕輪村の〈春庭農園〉さんから届きました。
春先に苗を植え付け、初夏にかけて収穫するブロッコリー。期間限定でのご案内です。

きゅっと締まったかたちが美しく、じんわりと甘みの感じられる春庭農園さんのブロッコリーは、坂ノ途中スタッフのあいだでも人気のお野菜。
まずはじっくり(8~9分)蒸して、その甘みと香りを味わって。にんにくと一緒に炒めたり、ごま和えにしたり、グラタンやパスタに入れても美味しいですよ。
春庭農園さんのおすすめは、ブロッコリーの天ぷら。これも食べてみたいですね。

土にしっかりと根を張るよう育てる

畑でアブラムシやアオムシが付きやすく、病害も出やすいブロッコリー。化学合成農薬、化学肥料に頼らない栽培は、決して容易ではありません。
春庭農園の大川卓さんは、作物が健全に生育するための根はりと土の養分状態が大切だと気づき、栽培の工夫をしています。

まずは土づくり。ブロッコリーの苗を植える前の畑で、麦やソルゴーなどの緑肥を育てます。麦の根が深くまで伸びることで土が耕され、そのあとに育つブロッコリーも根を伸ばしやすくなります。「大量の緑肥が土に還ることで土壌が豊かになり、ブロッコリーの根がその養分を吸収する。生き物(緑肥)が生き物(土)を育て、生き物(ブロッコリー)を育てるサイクルがうまく回ると、おいしい作物ができる」と言います。
そのサイクルの中で養分が足りないときに施す肥料にも気をつかいます。土の養分が多すぎると虫が寄ってきやすくなったり、形もいびつになってしまったり。少なすぎると、作物も大きくならず弱ってしまう。だから、ブロッコリーにとってちょうど良い状態になるよう、緻密に考えているそうです。
こうして、豊かな土のもとでしっかりと根を張り育ったブロッコリーは、形がきれいに締まり、風味豊かに。

春庭農園さんのこと

「いつも届けてくださるお野菜のようすから、きっちりとした方なんだろうなぁと思っていたら、その仕事の丁寧さは想像以上だった!」と、畑を訪ねたスタッフが驚くほど、気持ちよくととのえられている、春庭農園さんの畑とそこで育つお野菜。
南アルプスと中央アルプスに挟まれた伊那谷の麓に位置する南箕輪村に、その畑はあります。まわりには雄大な山々がそびえ、気持ちのいい景色が広がっています。
大川さんご夫婦がこの村で就農したのは、2009年のこと。卓さんはそれまで、木工職人の仕事をしていましたが、あるとき、自身の化学物質過敏症をきっかけに、「食べるものを自分でつくろう」と考えるようになったそうです。本を読んで勉強するうちに、「農業は、ただ単に商品を作って売るというだけの仕事ではない」と感じ、そこが魅力に思ったと言います。それから、直感を頼りに南箕輪村へと移住し、ふたりで〈春庭農園とうまこパン〉をはじめました。
今は、ブロッコリーのほかにも、にんじん、ズッキーニ、かぼちゃ、米や小麦などを育てています。小麦は、陽子さんが農閑期の冬のあいだだけ開くパン屋さんで使っているそう。
これからやっていきたいことを訊ねると、もっと近場での循環を大切にしたい、その一つとして、廃棄されている地域内の資源を畑へ循環させていきたいと話してくれました。今も畑の土づくりに取り入れている廃菌床(きのこを育てる際の培地となる菌床を使い終えたもの)をはじめ、長野の酒蔵から出る酒粕などを利用して、自分たちの畑から、エネルギー・資源の循環に取り組んでいこうとされています。

ブロッコリーのおいしいレシピ

■ブロッコリーの鍋蒸し

ブロッコリーの魅力を引き出せる調理法です。そのまま食べても美味しく、和えものなどの下ごしらえにも。鍋で蒸し焼きすることで、水っぽくなりません。

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■ブロッコリーの味噌ごま和え

蒸し焼きにしたブロッコリーを和えものに。香ばしくコクのある味噌ごまだれがブロッコリーの甘みを引き立ててくれます。

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■ブロッコリーのアーリオオーリオ

オリーブオイルとにんにくでつくるソース、アーリオオーリオをブロッコリーにからめて。
シンプルだけどお箸のとまらない一品です。パスタに入れたり、パンにのせたりしても。

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■ブロッコリーのレシピ

ほかにも、海老あんかけやオープンオムレツ、豆乳スープなどのレシピをご紹介しています。参考にしてみてくださいね。

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