山の恵みがたっぷりのクラフトコーラ
大阪・能勢のべじたぶるぱーくさんから届いた、暑い季節にぴったりのさわやかなクラフトコーラ。
能勢の特産品である菊炭、ゆず、米、生姜に、シナモン、カルダモン、クローブなど数種類のスパイスをブレンド。スパイシーさとともに、生姜のぴりっとした辛み、そしてゆずのすっきりとした香りが広がります。
炭酸で割って飲むのはもちろん、牛乳や豆乳で割ってチャイのように。ウイスキーと炭酸で割ってコークハイにして楽しむのもおすすめです。
山コーラができるまで
2021年の秋、栗の花が咲く頃、能勢では大雨が続きました。その影響で特産品の栗が大不作に。べじたぶるぱーくさんの栗林でも、収穫できたのは例年よりぐんと少ない量でした。どうすればいいのかと、途方に暮れたという、べじたぶるぱーくの植田さん。
11月に入ると、ゆずがたわわに実っていました。はっとしたという、植田さん。里山にはいろんな自然の恵みがあって、豊作のものがあれば不作のものもある、いいときもあれば悪いときもある。この里山のおかげで、私たちは豊かに暮らすことができている……。
栗がないからと落ち込んでいる場合じゃない。移住してから、たくさんの感動をもらってきた能勢の里山。その恵みを、多くの人に届けて、楽しんでもらいたい。そんな想いでたどりついたのが、能勢の里山の素材——菊炭、ゆず、米、生姜——をふんだんに使った、このクラフトコーラでした。
能勢の里山で育まれた4つの素材について
菊炭とは、切り口が菊の花のような模様になる茶道用の木炭。能勢では古くから菊炭をつくっていました。菊炭の原料であるクヌギの木は、切ると、そこから新しい芽が出てきて、7年くらいすると、また菊炭にするのに十分な大きさになります。こうしてほどよく人の手が加わり、管理されることで、里山の循環が守られてきました。けれど、コロナ禍の影響でお茶会が開かれなくなり、炭の需要が減ってきています。手入れがされなくなり荒廃していく山の資源を活用していきたいと、菊炭を素材の1つにしようと決めたそう。
ゆずは、寒暖の差が大きい能勢の山間部で育つため、香り豊か。傷があったり、形が悪かったりして、出荷が難しくなってしまったゆずを丁寧に絞り、その果汁を使っています。
お米は、里山からの澄んだ水と空気に育まれたキヌヒカリ。それを甘酒(甘糀)にして加えることで、やさしい甘みのコーラに。
そして、べじたぶるぱーくさんが、化学合成された農薬や肥料に頼らずに栽培した生姜。
そんな能勢の素材にスパイスをあわせて煮詰め、奥行きがありながらもすっきりとしたクラフトコーラができあがりました。
つくり手のこと
べじたぶるぱーく 植田歩さん・絵美さん(大阪府能勢町)
大阪府北部、山ぎわに田んぼと畑が広がる里山に拠点をおく〈べじたぶるぱーく〉さん。いくつもに分かれた畑で年間60種類ものお野菜とハーブを育てながら、ジャムやピクルス、コーディアルなど季節の素材を使った加工品もつくっています。自分たちでお野菜やハーブを育てているからこそ、素材の味わいが活きた商品づくりを大切にされています。
「べじたぶるぱーくは公園をイメージして名づけたんです」
べじたぶるぱーく植田さんのお話はこちらでご覧いただけます。
山コーラのおいしいレシピ
〈べじたぶるぱーく〉さんから教えていただいたレシピをご紹介。
■基本の飲み方
山コーラ1に対して、炭酸水4~5で希釈するのがおすすめです。シロップ、 氷 、炭酸水の順番でグラスに注ぎ、混ぜたらできあがり。お好みの濃さに調節して、お楽しみください。
■コーララテ
山コーラ1に対して、牛乳や豆乳などのミルクを4~5で割ると、チャイのような味わいを楽しめます。
■コークハイ
山コーラ1に対して、ウィスキー1、炭酸水3の割合で混ぜ合わせます。暑い季節にぴったり、大人の味わいの1杯が手軽につくれます。
商品詳細
・名称 コーラシロップ
・原材料名 洗双糖(種子島製造)、ゆず果汁(大阪府能勢製造)、甘糀(米こうじ、うるち米(大阪府能勢製造))、有機シナモン、有機カルダモン、生姜(大阪府能勢製造)、有機クローブ、ゆず果皮(大阪府能勢製造)、有機バニラビーンズ、有機ナツメグ、菊炭パウダー
・内容量 120g
・賞味期限 お届け後60日保証
・保存方法 直射日光・高温を避けて常温で保存
・製造者 べじたぶるぱーく株式会社(大阪府能勢町)
・栄養成分表示 (100g当たり)エネルギー247kcal/たんぱく質0.2g/脂質0.1g/炭水化物61.5g/食塩相当量0g
・ご注意点
– 5倍希釈(本品1に対して水4)でお召し上がりください
– 開栓後は冷蔵庫で保管しお早めにお召し上がりください
– 原料由来のオリや沈殿が見られることがありますが、品質には問題ございません。開栓前によく振ってからお使いください
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください