奈良の高原で育った、みずみずしくシャキシャキのこまつな
奈良県宇陀市。標高が高く、大和高原とよばれる地域です。冬は寒さがきびしく、夏も朝晩はぐっと気温が下がるため、甘みのある美味しい葉野菜が育ちます。
この地で農業を営む〈前川農園〉さんのこまつなは、ピンと伸びた張りのある茎とふわっと柔らかい葉が特長。みずみずしくてえぐみが少なく、生でも美味しく食べられます。
おひたしや炒めもの、スープなど、いろいろなお料理でどうぞ。
つくり手のこと
前川農園 前川勝人さん(奈良県宇陀市)
もともと会社勤めをしていた前川さん。食のこと、環境のこと、世の中のことを考えたときに、できるだけ自立した生活がしたいと、2007年に農業の道へすすみました。
前川さんの畑は、100mほどもある長いハウスが建っています。もともと田んぼだった縦に長い土地で、目一杯栽培したいと考えたら、この長さになったそう。ここで、こまつなやほうれんそう、きくなを育てています。青々とした野菜がずらっとならぶ景色は圧巻です。
50歳になった前川さん。「年をとっておじいちゃんになっても、ずっと農業は続けていきたい」と話してくれました。
保存のポイント
湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包んで袋に入れ、寝かせないよう、立てた状態にしておくと長持ちします。