とろりと濃厚、やさしい味わい
信州の雄大な山々に囲まれた長野県佐久穂町で農業を営む〈のらくら農場〉さんから、自社農場で採れた野菜や玄米でつくる、レトルトスープをお届けします。
原材料は、じゃがいもと玉ねぎ、玄米、乳製品、天日塩のみ。野菜そのものの旨みを引き出す、シンプルな味付けです。
スープのメインとなるじゃがいもは、味わいの濃い「キタアカリ」。旬の時期は坂ノ途中のお野菜セットでもお届けしています。収穫後、ムロで貯蔵する間にでんぷんが糖に変わり、甘みが増したものをたっぷりと使います。
袋入りのレトルトスープなので、湯煎、または器に入れて電子レンジで温めるだけで、手軽に召し上がれます。
とろりと濃厚で、玄米のつぶつぶ食感がアクセントに。
小さなお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い年代の方に楽しんでいただけます。
料理をする時間がないときは、パンとスープでほっと一息。
風邪をひいたときや、からだを労わりたいときにも、やさしく包み込んでくれるような、滋味深い味わいです。
そのまま召し上がるのはもちろん、このスープをベースにして、カレーやシチュー、パスタをつくるのも、のらくら農場さんのおすすめです。
つくり手のこと
のらくら農場(長野県佐久穂町)
(左:のらくら農場萩原さん 右:坂ノ途中鈴木)
長野と山梨を南北にまたぐ八ヶ岳の北斜面、標高1000mの土地にのらくら農場さんの畑はあります。代表の萩原紀行さんは千葉県で生まれ育ち、会社員として働いていましたが、自身の体調の変化をきっかけに農業を志すようになり、1998年、妻の幸代さんと長野県八千穂村(現佐久穂町)に移住し、のらくら農場をはじめました。
ここでは、年間およそ60品目の野菜を農薬や化学肥料に頼らず、理論的に考えながら栽培しています。夏は肉厚のピーマンやみずみずしいズッキーニ、冬は甘いかぶやシャキシャキの長いもが人気のお野菜です。
もともとふたりではじめた農場も、今では仲間が増え、夏のハイシーズンには20人近くのスタッフがともに働いています(なかには、坂ノ途中の元スタッフも)。ここでの経験をもとに、独立して就農する人も多く、ひろがる輪が今後も楽しみな農場です。