チョコレートにぴったりのコーヒー
海ノ向こうコーヒーのシーズナルブレンド、テーマはチョコレート。
グアテマラ、イエメン、ラオス、カカオやビターチョコのような味わいのある3種類のコーヒーをブレンドしてつくりました。
ほどよい苦味と、やさしい酸味で、飲んだあとには甘味の余韻が残る、ビターチョコレートのような味わいです。
チョコレートとは相性抜群で、あわせると美味しさが増します。
3種類のコーヒー
1| グアテマラ ヒダルゴさんのコーヒー
農園のオーナーヒダルゴさんは、コーヒーの精製過程で出るゴミを有機肥料にして再利用したり、加工中に出る排水をきちんと管理し水質汚染を防止したり、コーヒーの美味しさだけでなく、自然環境への配慮も大切にする素敵な生産者さんです。ほどよい苦味と、カカオのようなフレーバーで、ショコラブレンドの味わいの中心となっています。
2| イエメン モカコーヒー
このコーヒーは、海ノ向こうコーヒースタッフ・イエメン人のタレックさんが母国から仕入れているもの。現地に住むお兄さんとともにイエメンのコーヒーの美味しさを日本に広めたいと活動する、タレックさんの想いがつまっています。華やかな香りと酸味が特徴。すこし深めの焙煎にすることで、酸味が強くなりすぎないようにしています。ショコラブレンドは、冷めてくるとイエメンの華やかな香りが引き立ちます。温度による変化もお楽しみください。
3| ラオスの森コーヒー
ラオス北部、ルアンパバーン。海ノ向こうコーヒーがはじめてコーヒー栽培に関わりはじめた、大切な場所です。アグロフォレストリーという手法を用いて、森林を守りながら美味しいコーヒーを育てています。ビターチョコレートのようなほろ苦さときび砂糖のような甘さが特徴です。
>ラオスの森コーヒーはこちらから単品でもご注文いただけます。
おいしい淹れ方
●準備するもの
コーヒー 20g (中挽き)
湯の温度 90℃
投入湯量 約260ml
ドリッパーはハリオV60を使用
●淹れ方
お湯は4回に分けて注ぎます。
1)コーヒーの粉全体が湿るくらいにお湯を注ぎ、35秒ほど蒸らします。
この時、お湯をかけすぎないように注意。サーバーに抽出したコーヒーがポタポタと落ちるくらいまでならOKです。
2)「の」の字をえがくように、ドリッパーの真ん中に120ml注ぎます。(目安時間1分30秒)
3)2と同様に、80ml注ぎます。(目安時間2分20秒)
4)残りの60mlのお湯を注ぎます。お湯はすべて落とし切らず、サーバーに250ml抽出できたらドリッパーを外して完成です。(目安時間3分)
「遠くに想いを馳せる想像力を」
海ノ向こうコーヒーは、坂ノ途中のコーヒー部門。アジアの産地に通い、生産者さんと一緒にコーヒーの品質向上に取り組んでいます。産地での栽培のサポートから、生豆の輸入、そして焙煎まで、すべて自社で手がけています。
私たちが目指すのは、サスティナブルなコーヒー事業です。美味しいコーヒーをつくってお客様にお届けすることはもちろん、そのコーヒーが環境に配慮した方法で栽培されていることも大切にしています。また、産地からは継続的にコーヒーを買い付け、その販路として成長していくことで、生産者さんの生活の向上や産地の課題解決につなげていきたいと考えています。
おいしいコーヒーの背景にある、作り手のストーリーや産地の様子に想いを馳せながら味わっていただけたら嬉しいです。