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場所 ラオス、ミャンマー、フィリピン
開始 2016年
目的 美味しいコーヒーをつくることを通して、失われつつある豊かな森を未来につなぐこと
担当 安田 大志
作物 コーヒー、カスカラ
協力 Saffron Coffee、Genius Shan Highlands Coffee、Ephemera Traders

プロジェクトサイト

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森の国、ラオス。

メコン川の中流域に位置する東南アジア唯一の内陸国。
豊かな森に恵まれたこの国は「貧しくも飢えのない国」と呼ばれ、人々は自然と共生して暮らしを営んできました。 私たちは、そんなラオスの山奥で、伝統的な焼畑農法を営む山岳少数民族の人たちに出会いました。
彼らは毎朝早くにロバを連れて山に出かけていき、森のなかにある小さな畑で陸稲や野菜を育て、 休閑地でキノコや薬草を採る。森では狩りをし、草木を使って布を美しい色に染める 。子どもたちは木を削って作ったコマで遊ぶ。彼らにとって森は生活そのものです。

焼畑にかわる、農法を。

今、その豊かな森林が失われつつあります。
人口増加や貨幣経済の流入により、彼らが自然のなかで営んできた焼畑はつづけることができなくなりました。
森林はゴムやトウモロコシのプランテーションに置き換わり、農薬や化学肥料も広く使われるようになりました。
しかし、森を切り拓いて大きな農業をはじめたものの、作物を買いたいという人がいなかったり、慣れない肥料を使いすぎて土が痩せてしまったり。 これまでの森とともにあった暮らしや、将来を支えるはずだった収穫は失われつつあります。

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森とともにある農業・アグロフォレストリー

私たち坂ノ途中は、「アグロフォレストリー」の考え方を用いたコーヒー栽培の普及に取り組みはじめました。 農業と林業をかけ合わせた、「森をつくる農業」と呼ばれる農法です。 果樹など、森の樹木がつくる日陰でコーヒーの木を栽培することで、強すぎる日差しや寒気からコーヒーの木を守り、きちんと熟した美味しいコーヒーの豆ができる。果物もあわせて出荷し、収益も確保できる。そんな森と農業のかたちづくりを目指しています。