こんにちは!
MOPインターンの小野ゆうきです。
前回のブログに書いた通り、5月、ラオスに行ってきました!今回の記事では、『ラオスの森コーヒー』の生産地であるロンラン村で、私が体験したことをお話したいと思います。

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はじめてのラオス、はじめてのロンラン村

 
実は今回がはじめてのラオス。5月はちょうど雨季に入る時期です。
日本の気候とは違い、空港についた瞬間から湿気を感じます。
いつもは雨が降ってもスコールのようにすぐにやむらしいのですが、ロンラン村への出発日は雷を伴う大雨がかなり続きました。道が心配。。
旧都市ルアンパバーンから車で1時間ほど走るとロンラン村に到着します。
 

ロンラン村への険しい道のり

 
やっとロンラン村へ到着、と思いきや、、
朝の雨で土がぬかるみ、車が全く進みません。

男性陣総出で車を押してみるも、土はどんどん柔らかくなっていきます。
ルアンパバーンから村へ向かう道はひとつだけ。
村の人たちは雨が降るとどうやって生活しているのでしょうか。。
疑問に思っていると立ち往生している私たちをバイクが追い越していきました。
みんな二輪で上手にぬかるみを避けていきます。
雨季が長いラオスでは必需品ですね。
とはいえ車では進めないので、仕方なく村まで歩くことに。
みんなでどろどろになりながら山道を30分登りました。笑
でも苦労して登ったかいがあったと思わされるぐらい、ロンラン村は緑に囲まれた美しいところでした。
あひると遊ぶ子どもや、すごく重そうな荷物を抱えながらも猛スピードで歩く80歳のおばあちゃんや、家族みんなで談笑しながら竹編みのかごを作る人たち。
この村で生活する人たちはみんないきいきとしているように見えました。
 

ロンラン村唯一のゲストハウス

 
村に到着すると真っ先に目に入るのが、村にひとつだけあるゲストハウスです。

シャワーやトイレ、寝室はもちろん、村の人が集会に使うのかな?というような広いスペースもあります。
夜は村の人が蚊帳を用意してくれて、自然に囲まれながら安心して眠りにつくことができます。
 

ロンラン村のコーヒー農園

 
早速コーヒー農園を見せてもらうことに。
いくつもの緑のトンネルを抜け、道端で村の人と会えば挨拶や世間話を交わし、広大なコーヒー農園へ。
農家さんによって農園にも個性があります。「ここは◯◯さんの農園で、彼はこんな人なんだよ」という話を聞いていると、今までよりもっとラオスのコーヒーを身近に感じることができました。

あたりまえのことなのですが、私たちの扱うコーヒーは生産者一人ひとりの、「だれか」の手によって作られているんだな、ということを改めて気付かされました。

 

村のごはんはみんなで自炊

 
夜がふける前に、みんなで夕食の準備をします。
「さあゆうき、今晩のおかずを選んで!」
そう言われて連れて行かれた場所には、たくさんのアヒルが…!

食事は、命をいただくということ。
日本にいると忘れてしまいそうなことも、ロンラン村ではしっかり向き合うことができます。
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たった1日の出来事でしたが、たくさんのことを感じました。
ロンラン村の風景が、少しイメージできたでしょうか。
みなさまにとってロンラン村が、今までより少しだけ身近に感じられるようになれば嬉しいです。
 
実はみなさまにもっとコーヒーのことを知ってほしい、コーヒーをつくっている人たちのことを知ってほしい。という気持ちから、実際に現地を見に行くスタディツアーができればいいなと思っています。
いつ形にできるかはわかりませんが、そのときがきたらぜひ一緒にロンラン村へ行きましょう!
楽しみにお待ちください。