こんにちは、広報くらたです。
だんだん暑くなってきましたね。風にひるがえる若葉が眩しい季節ですが、初夏は、晩秋に並ぶ落ち葉の季節でもあります。
常緑樹のクスノキや松は、「常盤木落葉(ときわぎおちば)」といって、新葉が出てくるのに合わせ、冬を越した葉の多くを惜しげもなくどんどん落としていきます。
青々とした木々の足元に積もる落ち葉も、初夏の風物詩なんです。お届けする野菜のラインナップも、ずいぶん初夏らしくなってきました!
今週は、ダイコンの実をピックアップします!
「ダイコンの実って初めて聞いた。。」という方も多いのでは。わたしも坂ノ途中に入るまで知りませんでした…!お豆のようだけれどダイコンの風味、初めて食べた時はびっくりしました。塩ゆでにちょっぴり味噌をつけてどうぞ!
 

*ダイコンの実*


「サヤダイコン」とも呼ばれる、ダイコンの「実」です。
ダイコンはアブラナ科の野菜、冬に収穫せず畑に残しておくと、春が近づくと花茎を伸ばし、花を咲かせて子孫を残す準備を始めます。
花茎のことを「董(とう)」といい、これが伸びてくることを「とう立ち」といいます。
「ダイコンの実」は、春にとう立ちし、菜の花が咲いたあとに実ったもの。収穫までに手間ひまがかかり量が少ないため、あまり出回っていません。
まだ生長途中の、やわらかいうちに収穫したものをお届けしています◎生のままかじると、シャキシャキした歯ざわりに、ぴりりと辛いだいこんの味。火を通すと辛みはマイルドになり甘みが増します。
塩ゆでのほか、天ぷらや炒めものもおいしいです!鮮度が落ちるとだんだん固くなってくるので、なるべく早くお召し上がりくださいね。
 

***

 
ダイコン実の新タマネギ味噌ぞえ」のレシピも、あわせてご覧くださいね。
それでは、また来週!