こんにちは!桜は1週間であっという間に葉桜に。ハナミズキがそろそろ満開です。日本のハナミズキの植栽は、約100年前、東京からワシン トンへ桜を贈った返礼に、ワシントンから贈られたのが始まりなのだそうです。空に向かって咲くさまはなんだかほのぼのとしていて、心が和みます。
今週は、ちょっとめずらしい、若どりラッキョウをピックアップします。ラッキョウは夏前に収穫することが多いですが、今の時期の若どりもとても おいしいんですよ~!

***若どりラッキョウ***


ラッキョウは中国原産のユリ科(分類には諸説あります)の野菜です。中国では紀元前から使われており、日本では平安時代には薬用として、室町~江戸時代には九州を中心に食用として栽培され始めました。
特有のツンとくる辛みと香りは、ニンニクやタマネギと同じ、アリシンによるもの。若どりのラッキョウは、この辛みがやや少なく、みずみずしくジューシー。さわやかな甘みが感じられます。ラッキョウは甘酢漬けが定番ですが、若どりラッキョウは生でも食べやすく、そのままお味噌などをつけるだけでもおいしいです。塩漬けにするとマイルドな味わいに。ごはんのお供はもちろん、おつまみにもぴったりです。パリッとした歯触りと、この時期だけの味わいをお楽しみください◎
***若どりラッキョウの塩漬け***

1、若どりラッキョウの薄皮をとってよく洗う。
2、水気をしっかりふきとって、重量の3%の塩をまぶして揉みこむ。1晩寝かせたらできあがり!
◆いろいろなアレンジを楽しんでいただけるレシピです!◆
①シンプルにそのまま。鰹節とおしょう油をかけて。
②弱火でじっくりソテーして。味が付いているのでそのまま食べられます。
③刻んで納豆に和えて。納豆にしょう油を使わず、塩とオリーブオイル少々で味付けすると、豆の味と早どりラッキョウのさわやかな風味が際立った味わいに。
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それでは、また来週!