こんにちは、広報くらたです。
早くも10月も半ば、先週の坂ノ途中通信で松村も触れていましたが、運動会シーズンですね。松村は玉入れが好きだったそうですが、わたしは活躍できる種目がほとんどなく…唯一貢献できた思い出は、高校3年時の大玉転がしです。1位の白組とデッドヒートを繰り広げるわたしたち青組。走りながら盛大に転んだわたしの背中に白組の大玉が乗り上げ大きく弾んで後退!わたしの赤面と膝の擦り傷と引きかえに、青組は逆転勝利を勝ち取ったのでした…。
今週は、枝豆をピックアップします!しっかりした食感と、お豆本来の風味がたまりませんよね…!レシピは、塩ゆで枝豆をプラスするとびっくりおいしい、炊き込みごはんです。そして今週は、農家さんの横顔もお届けします。この夏オクラや万願寺トウガラシが大人気だった京都府亀岡市の農家さん、柴田さんです!
 

***枝豆***

枝豆は、未成熟の大豆を収穫したもの。大豆同様、たんぱく質やカルシウム、鉄分を豊富に含みつつ、大豆には少ないβカロテンやビタミンCにも富んでいます。豆と緑黄色野菜の両方の代表的な栄養素をもつ、とてもパワフルな野菜です。
大豆が枝豆として食べられ始めたのは平安時代頃だそう。それから数百年を経て、枝豆の品種は現在では実に400種以上と言われています。左の写真は、黒大豆の枝豆。香ばしくほくほくとしています。これから秋が更けるにつれ茶色がかった見た目になっていくのですが、実はますますプリッとして甘みとコクが乗ってきます。秋の深まりを感じていただけるよう、できたら皆さまに何度かお届けできたら…と思っております!
江戸時代には、サヤが枝についた状態のままゆでた枝豆が、庶民の食べ歩きのおやつだったそうです。江戸っ子にも親しまれていた塩ゆで枝豆、ゆでる前にサヤの端をはさみで切り落とすひと手間で、中の豆に塩が染みこみやすくなり、おいしくできますよ◎
 

**トマトと枝豆の生姜ごはん**

1、お米2合を研いで30分ほど給水させ、ざるにあげておきます。
2、枝豆を塩ゆでしてむき身に、ショウガを千切りに、マッシュルームを薄切りにします。
3、炊飯器にお米、トマトピューレ200ml、しょうゆ小さじ1を入れ、だし汁を少なめの水加減で入れます。
4、ショウガとマッシュルームを入れて炊きます。炊きあがったら全体をさっくり混ぜ塩で味を調え、仕上げに枝豆を散らしてできあがり!
トマトのコクとショウガのさわやかな味、マッシュルームは意外にも相性ぴったり。枝豆の色と食感がとってもいいアクセントになります。塩ゆで枝豆がちょっと残ったときにも、おすすめのレシピです。
*炊き込みごはんのコツ*
炊き込みごはんを作ると、お米に芯が残ってしまいがち。これは、塩分の入った調味液にお米を浸けると、浸透圧の関係で水分が中まで入っていかないためです。お米を洗った後、30分ほど水に浸け、水分をお米の中に十分行き渡らせてから水を切り、調味液と一緒に炊くと、ふっくらと炊きあがります◎
 

***農家さん紹介 柴田義雄さん(京都府亀岡市)***
 

もとは自動車メーカーのサラリーマンだった柴田さん。10年前から働きながら趣味で農業を学び始め、2年前に専業農家に転向されました。6反(およそ6000㎡)ほどの畑で、自作の肥料で土づくりをし、多品種の野菜を作っていらっしゃいます。
真面目に誠実に農業に取り組む柴田さんの姿勢と明るい人柄は野菜にまっすぐ表れていて、いつも優しいながらしっかりとした味わいの
野菜たちを届けていただいています!右の写真は夏の畑の様子。これからの季節は、ホウレンソウやスティックブロッコリー、白ネギ、ロメインレタスなどが続々登場予定です。
実は柴田家には、先月女の子が誕生しました!おめでとうございます!パパになってますます頑張る柴田さんの野菜、冬もお楽しみに!
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それでは、また来週!