自分が入社してすぐ、はじめて「こうしんだいこん」という言葉を聞いたときには、こうしんって更新?甲信?と戸惑ったけれど、切った断面を一目見て、なるほど紅芯だとわかった野菜です。
紅芯ダイコン

カットする前の紅芯大根

紅芯ダイコンの断面

カットするとこうなります

形も丸くてぱっとみカブと間違えそうですが歯触りはしっかりダイコン。包丁を入れたときの切り口の美しさはほかにありません。しいて例えたら、イチゴ大福をはじめて食べたときの嬉しさは近いかも。
しかし、この紅芯大根の本当の魅力は見た目ではなくその味なのです。
じっくり火を通すとしっかりした歯ごたえのなかにじわっとしたあまみを感じられます。
自分の好みの食べ方は鉄のスキレットに油をひいて蓋をしてグリルすること。
グリルした紅芯ダイコン
3-4㎜程度に薄切りにしてもいいし、小ぶりならくし切りにして5-6分火にかけるだけで見た目も味もごちそう感が出ます。塩をしなくても成立しますし細かく切ればうちの1歳4か月の子もぱくぱく食べるおかずにもなります。
ただし、ひとつだけ注意。ぱっとみサラダ映えしそうではありますが生だとけっこう辛いです。蒸すか茹でるかしたほうがよさそうです。
この冬、ぜひ試してみてください。

ITチーム・片山