さつまいもと長いも、2種類のきんとんを作ります。
とっておきの器にのせて華やかなおせちの一品に。
ふだん使いのお皿なら、気軽なお茶うけにも。

さつまいもとりんごのきんとん

◆材料
さつまいも 300g
りんご 100g
ゆずの皮 少々
ゆず果汁 小さじ1
砂糖 大さじ3
塩 少々

◆つくり方
1)さつまいもは皮をむいて適当な厚さに輪切りにし、水にさらしてアクを抜きます。ゆずの皮はみじん切りにします。

2)りんごは皮をむいて5㎜角に切り、砂糖を全体にまぶしてしばらくおきます。砂糖が溶けたら小鍋に入れ、ゆず果汁と塩を加えて火にかけます。煮立ったらアクを除いて弱火にし、汁けがほぼなくなるまで混ぜながら煮ます。

3)蒸気のあがった蒸し器にさつまいもを入れ、竹串がスッと通るくらいまで蒸します。鍋に移し、木べらなどでつぶしながら火にかけて水気を飛ばします。 バットにあけて粗熱を取ります。

4) ボウルにさつまいも、りんご、ゆずの皮を入れ、よく混ぜ合わせます。ラップに適量を取り、茶巾絞りにします。ラップを外して器に盛ります。


長いものきんとん

◆材料
長いも 300g
砂糖 大さじ3
塩 少々
くこの実(あれば) 適量

◆つくり方
1)長いもは皮をむいて適当な大きさに切ります。くこの実はさっと洗ってぬるま湯に30分ほど浸し、水気を切ります。

2)蒸気のあがった蒸し器に長いもを入れ、竹串がスッと通るくらいまで蒸します。鍋に移して砂糖と塩を加え、木べらなどでつぶしながら火にかけて水気を飛ばします。バットにあけて粗熱を取ります。

3)ラップに長いもを適量取り、茶巾絞りにします。ラップを外して器に盛り、くこの実をあしらいます。

レシピ作成:原田 有佳子(oyoy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。

 

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