こんにちは、広報くらたです。
まだまだ寒い毎日ですが、先週、2羽のメジロが通り道のサザンカにとまっているのを見ました!メジロの綺麗な白とグリーンに出会ったら、春はもうすぐ。梅もぽつぽつと白くほころびはじめました。満開が楽しみです。
今週は、坂ノ途中が東アフリカのウガンダ共和国で展開する有機農業の普及事業「ウガンダオーガニックプロジェクト」の産品のひとつ、「バニラビーンズ」をピックアップします!生きものいっぱいの森で育ったウガンダのバニラは、たくさんの人の手を経て、わたしたちのもとに届いています。レシピはバレンタインにもぴったりですよ~!ぜひお試しください!
***バニラビーンズ***
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バニラはメキシコ原産。とても繊細で栽培にも加工にも人の手を必要とし、「世界でもっとも手のかかる作物」と呼ばれています。
ウガンダのバニラは、森林にすむたくさんの生きものや植物と農業生産を共栄させる農法「アグロフォレストリー」で育てられています。バニラは日陰を好み、つる性でほかの植物を支えにして育つため、この農法にうってつけ。ウガンダのバニラ栽培を守ることは、豊かな森を守ることにもつながります。
バニラビーンズは、もとは上の写真のような、ささげに似た姿をしています。じつはこの青い実の時点では、香りはまったくありません。収穫後、3か月にわたって発酵と乾燥を繰り返させる「キュアリング」という工程を経て、ようやくあの魅惑的な甘い香りは引き出されます。下の写真は、乾燥時にバニラ同士が重ならないよう、広げて並べているところ。バニラは多くの雇用を生み出すことができる作物でもあるのです。
森で育ったウガンダのバニラの香りは、甘さの中に奥行きがあり、どこかウッディでスパイシー。一番手軽な楽しみ方は、「バニラシュガー」。バニラを3~4cmずつにカットし、砂糖に入れて香りを移すだけ。中身を使い終わった後のさやのみでも十分香りがします!紅茶にとっても合いますよ。塩を使って同じ作り方をすればバニラソルトに。蒸し野菜などにどうぞ!さやに縦に切れ目を入れ、果物と一緒にワインに漬けてサングリアにするのもおすすめ。楽しみ方色々です◎
*さつまいもとホワイトチョコレートのトリュフ*

1) さつまいも100gを蒸してつぶし、刻んだホワイトチョコレート25gと、バニラシュガー25gを熱いうちに混ぜ込む。
2) 一口大にまるめ、抹茶パウダーを外側にまぶしてできあがり!

 

さといもとチョコレートのトリュフ

1) さといも100gを蒸してつぶし、刻んだダークチョコレート50gとバニラシュガー25gを熱いうちに混ぜ込む。
2) 一口大にまるめ、ココアパウダーを外側にまぶしてできあがり!

*カボチャとチーズのトリュフ*

1) カボチャ100gを蒸してつぶし、刻んだホワイトチョコレート25gとバニラシュガー25gを熱いうちに混ぜ込む。
2) 粗熱が取れたらクリームチーズ50gを混ぜ冷蔵庫でしばらく休ませる。
3) 生地が冷えたら一口大にまるめ、ココアパウダーを外側にまぶしてできあがり!
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それでは、また来週!