こんにちは、広報くらたです。
先週は一気に気温が下がりましたね。今週12/22は1年で最も昼間が短い日、冬至です。今年の夏至、6/22との昼間の時間の差は東京でなんと4時間50分!冬至に食べる野菜といえば、かぼちゃ。夏に収穫したかぼちゃを食料が不足する冬まで大切に保管し、おいしく食べよう、栄養価を補おう、という昔の人の知恵が生きた風習です。冬至には他にも、「ん」がつくものを食べると「翌年運を呼び込める」という言い伝えもあるそうです。
今週はそんな「ん」がつくもののひとつ、レンコンをピックアップします!おせちでは「酢レンコン」が定番。今週のレシピは酢は酢でもバルサミコ酢で味をつける、ちょっと洋風の一品です。もうひとつ、おせちに欠かせない食材、黒豆もご紹介します!
***レンコン***

レンコンは、ハスの地下茎が肥大化したもの。蓮根と書きますが、根ではなく茎です。中国もしくはインドが原産とされ、日本には奈良時代には伝来していたそうです。お届けする備中レンコンは、大分県杵築市の田中さん兄弟が、深い泥中でじっくり育てたもの。節の間隔が長く細めの品種です。田中さんのレンコンの表面には、タンニンと空気が反応してできる赤や黒の「渋」が見られます。一般に見るレンコンに渋がないのは、収穫前にレンコンの茎を倒し、呼吸を止めることによる「渋抜き」をしているから。田中さんはこれを行わず、収穫直前までレンコンに呼吸をさせています。こだわりの詰まったレンコンは、甘みのある味わい。煮物やきんぴら、酢レンコン、サラダなどでお楽しみください!
***黒豆***
図1
黒豆は大豆の一品種です。黒色はブルーベリーと同じ、アントシアニンによるもの。鉄分と反応させ発色を良くするため錆釘と一緒に煮ますが、鉄なべで煮ても同じ効果があります。「まめ(真面目)に働き、まめ(健康)に暮らせるように」という願いを込めて、おせちにどうぞ!
***たたきレンコンとさつまいものバルサミコきんぴら*** ヨヨギのはらだが考えました!

1、さつまいもとレンコンを皮つきのまま3mmほどの厚さにスライスする。
2、フライパンにオイルを引き、弱火でふたをして1をじっくり焼く。ここでベーコンを合わせて一緒に焼いてもおいしいです。
3、火が通ったら、バルサミコ:醤油:はちみつ=2:1:1のたれをまわしかける。仕上げに胡椒を引いたらできあがり!
 写真は炒ったくるみとニンジン葉を散らしておめかししています。おつまみにも!
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それでは、また来週!