こんにちは、みやしたです。
寒いときには…やっぱりこれです!あつあつのおでん!
おでんに入る野菜の定番って、一般的には大根とじゃがいもくらいでしょうか。坂ノ途中まかないおでんは、よっぽど変じゃなければなんでも、そのときまかないキッチンにある野菜をどんどん入れます(笑)。今日は、だいこん、カブ、金時にんじん、れんこん、さといも、大和太ねぎを入れました。
もうひとつ「坂ノ途中流」なのは、下ごしらえ。「面取り」や「隠し包丁」はするのですが、基本的に下ゆではしません。いきなりおだしでコトコト炊いちゃいます。お料理の教科書的にはNGですが…。
下ゆでが必要なのは、(1)だいこんが固くて火が通りにくいから、(2)だいこんの苦味をとるため、と言われています。じっくり育ったおいしいだいこんは、身がぎゅぎゅっと緻密なので火の通りも早いですし、嫌な苦味もありません。むしろ甘みを逃がさずおだしに溶け込ませて楽しめるように、そのまま入れちゃった方がいいのです!金時にんじんやれんこんに至っては、皮もむかずにぶつ切りにして入れちゃいます。あとは部屋中にただようおだしの香りにうっとりしながら(仕事になりませんねー)待つだけなのでらくちん。
野菜の準備で楽をする分、おだしはいつもお世話になっているうね乃さんの昆布でしっかりとりますよ!おいしいおだしは野菜の本来の味をばっちり引き立ててくれます。
おなかいっぱい、すっかりあたたまりました。今日も、ごちそうさまでした。