こんにちは、広報くらたです。
今週は、兵庫県丹波市の提携農家さん、丹波みやざきふぁーむさんのご紹介です。
この冬は丹波太ネギ、白菜、にんじんなどを出荷していただいています。
笑顔が素敵で、お話も楽しいご夫婦です。写真は、秋に収穫中のサトイモ畑で撮影させていただきました!おふたりの就農のきっかけや農業への思いをお届けします。
 

丹波みやざきふぁーむ 宮﨑徹さん、早織さん(兵庫県丹波市)


丹波みやざきふぁーむさんは、とっても明るいご夫婦、宮﨑徹さんと早織さんの2人で営む農園です。
約15,000㎡の農地で、年間30~40品目ほどの野菜とお米を育てていらっしゃいます。
徹さんは滋賀県出身。子どもの頃から自然の中で遊ぶのが好きで、農業への憧れがあったといいます。
土木設計の仕事をしながら農業を志すも、一度は断念。大阪でサラリーマン生活を続けました。
でも「やっぱり農業がやりたい!」という思いはどんどん膨らんでいき…ついに会社を辞め、2004年、自然豊かな丹波市市島に移住し就農されました。
いっぽう早織さんは、もともとは大阪で結婚式場の印刷物を作る仕事をしていました。
次第に食への興味が強まり、会社を辞めフードコーディネーターの資格を取って、料理の仕事をするように。
2008年、携わったイベントで、出店者として参加していた徹さんと出会いました。
「徹さんの育てた野菜のおいしさに惹かれ、市島に移住した」と笑う早織さん。ふたり力をあわせて、丁寧に土づくりに取り組み、おいしい野菜づくりへ試行錯誤を続けていらっしゃいます。
畑のある地域は今の時期とても冷え込み、午前中は地面がカチカチに凍って収穫ができないほど。雪深くに野菜が埋もれることもあります。でもこの寒さの中で踏ん張るからこそ、野菜は甘く濃い味わいに。
地域とのつながりも大切にし、資材にできるだけ地元のものを使ったり、にんじんや大根を市内の学校給食に卸したり、小学校で食育の特別講師を務めたりもされているそうです。

にんじん畑。山を望む広々と気持ちのいい場所です

台風に大雪、獣害など、思い通りにいかないことはたくさんあるけれど、それが次への励みにもなる。食べてくれる人のことを考えると、この仕事をずっと続けていきたいと思う、と語る宮﨑さんご夫妻。
豊かな自然の力とふたりの愛情がいっぱい詰まった野菜たち、楽しんでいただけたら幸いです!