約1年半前まで販売していた、ウガンダのごまを使った商品。

坂ノ途中が取り組む「ウガンダオーガニックプロジェクト」から生まれ、みなさまに愛されていた人気商品でしたが、ごまの不作の影響などによりしばらく販売をストップしていました。

そんなごま商品が待望の販売再開!今回はそもそもごまを扱うことになった経緯や苦労、ウラ話をお伝えしたいと思います。

かえってきた シムシム(ごま)

坂ノ途中の商品の原料となるごまは、遠くアフリカのウガンダからやってきています。私たちは、2012年から2017年まで、ウガンダで有機農業を普及するべく、「ウガンダオーガニックプロジェクト」を設立して事業を行なってきました。「途上国でこそ、環境負荷の小さい、持続可能な農業を広めたい」という想いからはじまったプロジェクトで、現在は、担当の宮下が現地で立ち上げた「COTS COTS LTD. 」という会社に事業を移しています。

このプロジェクトの使命は、ウガンダの歴史・風土・人の営み、その流れのなかで農業のあり方を考えること。そして農村の人たちがきちんと収入を得られて、環境に負担をかけない農業であること。これらを大切にしながら活動するなかで着目したのが、乾燥地域の痩せた土地でも比較的育ちやすく、現地の食文化にも根付いた食べ物だったごまでした。

ウガンダの収穫間近のゴマ畑にて

ウガンダには、「シムシムボール」というお菓子があります。シムシムとは、ウガンダの言葉でごまのこと。あちこちで見かけるこのお菓子は、溶かしたお砂糖でごまを練り固めただけのシンプルな食べものです。

これをヒントに開発されたのが、今回販売を再開した「シムシムクッキー」。風味豊かなクッキーのまわりにごまをたっぷりとまぶして焼き上げたシムシムクッキーは、坂ノ途中の店舗でも大人気の商品です。私も食べてみましたが、ごまの香ばしさとクッキーの控えめな甘さがマッチして、一瞬で食べきってしまう美味しさでした……。

もうひとつ、お客さまからお問い合わせを何度もいただくほど愛されていた人気商品が、ごま油。京都の山田製油の職人さんたちが焙煎・搾油した、香り豊かな「焙煎ごま油」と、焙煎せずに搾油したまろやかな「生しぼりごま油」の2種類があります。こちらもオンラインショップから購入できるようになりましたので、よかったらチェックしてみてくださいね。

ところで、ごま商品を販売再開するまでの道のりは、なかなか険しいものでした。ごまの不作などにより一旦輸入をストップしていたため、輸入に関する手続き、輸送方法の検討、港に着いてからの荷受け、倉庫の手配など……。一からやらなければならないことがたくさん。ちなみに9月まで坂ノ途中だよりを担当していた倉田も、産休に入る直前までごまの面倒を見ていました。

みんなの苦労が詰まったごま商品、とっても美味しいのでぜひ食べてみてくださいね。輸入したごまはまだまだありますので、ごまを使った新商品のリクエストなどもお待ちしております!