こんにちは。広報くらたです。
先週も12月なみの寒さが続きました。晩ごはんのお鍋率が上がっています。。
今週は、お鍋に大活躍のおいしいキクナを出荷してくださっている農家さん、京都府の児島ひかるさんをご紹介します。
ほかの地域の農家さんのところへ農法のことや野菜のことを勉強しに行ったり、田んぼを半分に分けて異なる栽培方法を試してみたりと、とても研究熱心な農家さんです。
 

*農家さん紹介:児島ひかるさん(京都府南丹市)*

奥さんのあみさんと、3人の男の子の5人家族。少林寺拳法の使い手でもあります!
夏にはホタルが訪れる、きれいな水と豊かな山に恵まれた京都府南丹市の園部町。児島ひかるさんが家族でこの町へ移住し、農業を始めたのは5年前のことです。
児島さんは兵庫県出身。工場の多い町で育ち、子どものころから田舎での暮らしに憧れていました。高校時代、農業に携わる人が減っていると学んだのをきっかけに、将来は農家になろう、自然豊かな場所で生きようと考えるように。
いろいろな土地で農家修行を積み、自分のやりたい農業のかたちを模索する中で、「子どもたちの世代に自然環境という”財産”を残せる暮らし」への思いを強めていきました。
南丹市で就農、農薬や化学肥料に頼らずお米と野菜を栽培しながら、太陽熱ボイラーなどを活用したエネルギーの自給自足も実践しています。
児島さんの1年は、春は田植え、夏はトマト、秋は稲刈り、冬はキクナの収穫を中心に巡っていきます。米ぬかや草木灰を使いじっくり土づくりをして育てた野菜は、とても香りが良いです!

お米や野菜の命を次の世代に伝えたい、分かち合いたいという思いから種取りにもチャレンジ。これまで坂ノ途中にはトマトとキクナを出荷していただいていましたが、今後お米もスタートする予定です。お楽しみに!
「未来へ、環境負荷の小さな暮らしをつないでいきたい」。ゆったりした口調の中に、たしかな情熱をにじませる児島さん。まだまだ試行錯誤の真っ最中、苦労することもたくさんある、と語りつつも、日々を楽しんでいる様子が伝わってきました。