今週のレシピ:菊花カブの甘酢漬け

2016.12.26 | category: まかない・レシピ | tag: ,

こんにちは、広報くらたです。

年末年始は年越しそばにおせちにとおいしいものがたくさん。こどもの頃、いちばん楽しみだったのはお雑煮でした。

わたしの出身の福岡は、お雑煮がとても具沢山。主役は大きなぶりとかしわ(鶏肉)、そこに丸餅、かまぼこ、昆布とするめ、野菜はかつお菜、サトイモ、ニンジン、ダイコン、椎茸などが入ります。

具は別々に下準備するので全然「雑煮」ではないのですが…元旦、ずらっと並んだ具の小皿からひとつずつ具を取ってお椀に入れて、と台所でお手伝いをしているうちに、新年のどこかワクワクした空気になじんでいっていたような気がします。

今週は、おせち料理で焼き物などに添えられる「菊花カブの甘酢漬け」のレシピと、おせちに登場する野菜たちのいわれをちょっぴりご紹介します!

 

***菊花カブの甘酢漬け***

 

菊は古来より、「邪気を祓う花」「吉祥の花」「長寿の花」などと言われてきました。

旬のカブやダイコンを使いおめでたい菊をかたどった菊花カブ(菊花ダイコン)で、おせちがぐっと華やかになりますよ!

 

[1]甘酢を作る。
鍋に昆布だし1カップと酢1カップ、砂糖80gを合わせて火にかける。砂糖が溶けたら火を止めて冷ます。

[2]小カブの皮を厚めにむき、茎の方を下にして置く。ラディッシュは皮付き。※写真はカブ、赤カブ、ラディッシュで作りました
包丁でカブの2/3位の深さまで、縦横に格子状の切れ込みを入れる。下に割り箸を置くと切りやすい。

[2]2/3ほど切り込みを入れます

[2]縦横格子状に入れます

[3]切れ目を入れたカブを濃度3%ぐらいの塩水(水2カップに塩大1が目安)に10分ほど漬ける。

[4]カブの水気を絞って甘酢に1日漬ける。

[4]保存袋で甘酢に漬ける

[5]水気を切ってカブの切れ目を菊の花のように広げ、中心にゆずの皮の千切りや梅干などを飾ってできあがり。
※切れ目がうまく広がらない時は、カブの下部を少し切り落としてみてください。

カブを甘酢に漬ける時に保存袋を使うと、つけ汁が全体に行き渡るので、少ない甘酢の量でもうまく漬けられます。赤カブなど、カラフルなカブを使っても◎

 

***おせちに登場する野菜たち***

 

菊花カブのほかにも、おせち料理には何種類もの野菜が使われます。

それぞれの野菜に、意味や込められた願いがあります。たとえば。。

子芋がたくさん付くことから子孫繁栄を願う「サトイモ」、孔があいている(見通せる)ことから​先見性のある1年を願う「レンコン」、地中深くに根をはることから家族が土地に根差し安泰であるようにと願う「ゴボウ」や「ダイコン」。

「クワイ」は大きな芽を出すことから「芽出たい」​といって出世祈願に、鮮やかな赤色の「金時ニンジン」は、おめでたい寿の色のものとしておせちを彩ってきました。

お煮しめに入れる​際に施す梅の飾り切りは、梅が、咲くと必ず実を結ぶ縁起ものであることから。ひとつひとつに意味があると思うと、ぜんぶしっかり食べよう!と思いますね!

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次回の「坂ノ途中だより」と「今週のレシピ」は、新年1/6に発行です!

2016年、坂ノ途中の野菜をお楽しみくださったみなさま、ありがとうございました!

どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 



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