坂ノ途中だより:野菜の保存ポイント紹介

2018.07.12 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。

先週、西日本では大雨が続きました。被害に遭われた方々へ心からお見舞い申し上げます。

野菜にも影響が出ていて、葉物がとろけやすくなっていたり、トマトが水を吸いすぎて割れていたり、キュウリやナスに傷が入っているかもしれません。

いつもより少し傷みやすい可能性があるため、今週は特に葉物、果菜の保存のポイントをご紹介します。

 

野菜の保存ポイントをご紹介します

 

葉物には適度な水分を 

葉物は、濡れるととろけやすく、乾燥するとしなびてしまいます。袋の内側に水滴がたくさんついていたら、新聞紙でくるんで余計な水分を吸い取ってください。

袋に入れ、袋の口を密閉せず少し開けた状態で冷蔵庫の野菜室へ。乾燥ぎみの場合は新聞紙を軽く湿らせておくと、シャキッと感が長もちします。

 

菜は冷えすぎ・水気に注意 

ズッキーニ、ナス、トマト、キュウリ、オクラ、サヤインゲン、ピーマン、トウガラシなどの夏の果菜は、冷えすぎに注意です。

裸のままでは傷んで柔らかくなってしまうので、新聞紙にくるんでから袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ入れてください。

水分過多も傷みの原因になります。届いた時に袋の内側や野菜が濡れていたら、キッチンペーパーなどで水滴をしっかり拭き取るようにしてください。

置き方も大切です。トマトはへたを下にして重ならないように置く、ナスやキュウリは立てて置くのも、長もちさせるコツです。

 

今週の野菜についてのお願い

しっかり検品した上で出荷していますが、ひと晩で状態が大きく変わってしまうこともあります。

受け取られた野菜の状態が悪かった場合は、大変お手数ですがご連絡をお願いいたします。

また、いつもより早めにお召し上がりくださいませ。



坂ノ途中だより:ダイコンやカブの「す」について

2018.03.17 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。冷たい雨が降ったかと思えば初夏のような気温に…春のお天気は不安定ですね。

この時期は野菜のコンディションも不安定に。ダイコンやカブを切った時、中が空洞になってしまっていることがあるかもしれません。

これは「す」。今週は、この「す」がなぜできるのか?を解説します!

 

ダイコンやカブの「す」について

「す」は、上の写真のように、野菜の中が空洞になっていること。漢字で書くと「鬆」です。「すが入る」要因はさまざまですが、冬の終わりごろに見られる「す」には、冬野菜の季節のサイクルが大きく関係しています。

冬野菜は「なんとか冬を乗り切って、春に花を咲かせ子孫を残そう!」と考えています。そのためカブは茎に、ダイコンは根と茎に、ニンジンは根に、冬を越すために必要な栄養を蓄えます。

つまり、普段わたしたちが食べているのは、野菜にとって冬を乗り切るための貯金箱のような部分。冬の終わりになってくると、この貯金を使って、春に向け花を咲かせる準備を始めるんです。その結果、肥大化した部分がだんだんスカスカになりスポンジ状になったり空洞になったりします。これが「す」です。

「す」が入ったダイコンやカブは繊維が固く、旬のものより味は落ちてしまいます。でも、これは野菜たちが花の準備を始めている、春が近づいているしるしでもあるんです。

この時期、坂ノ途中では「す」が入ってるかどうかを外側から慎重に検品しながら箱詰めしていますが、「す」入りの兆候に気づけないこともあるかと思います。もし、お届けしたダイコンなどを切ってみて「す」が入っていたら、「もう冬も終わりだな」と、季節の移ろいを感じてみていただけると嬉しいです。

※その後、坂ノ途中にご連絡いただければ、代品のお手配をいたします。大変お手数ですがご一報くださいますようお願いいたします!

 

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それでは、また来週!



坂ノ途中だより:「端境期」に入っています!

2018.03.05 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。

今日は、「端境期(はざかいき)」についてのお話です。

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もしかしたら今、野菜のバリエーションがちょっと少ないな。。と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

いまは冬野菜が終わり、春夏の野菜が始まるまでの「端境期」なんです。端境期とは、旬を迎える野菜が少なくなる時期のこと。

いまの時期と、夏野菜が終わり秋冬野菜が始まるまでの年に2回、めぐってきます。

 

12月から2月下旬まで順番に収穫してきた冬野菜は、春が近づくと花を咲かせるために全てのエネルギーを使いはじめます。

そのため、ダイコンやカブはスが入りやすくなったり、葉野菜は固くなりがちだったりします。

こうして冬野菜がどんどん終了するいっぽうで、次に旬を迎えるスナップエンドウやソラマメがたくさんとれ始めるのは4月末頃から。

そのため、しばらくの間お届けできる野菜のバリエーションが少なくなるんです。

でも、春の山菜や筍、菜の花、初夏のマメ類、そして夏野菜へ…と、野菜が移り変わっていくのを感じられる時期でもあります。

できるだけ工夫した内容でお届けしますので、季節の変化をお楽しみいただければ幸いです!春夏の野菜、楽しみにお待ちくださいね。



坂ノ途中だより:レタス

2018.02.24 | category: やさいのはなし | tag:

こんにちは、広報くらたです。

今週はレタスをピックアップします。わたしが坂ノ途中に入ってイメージが変わった野菜のひとつ。レタスって味がないと思っていたけれど、ちゃんと味があったんだ!とびっくりしました。

品種によって味わいや食感がちょっとずつ違うので、個性を楽しんでくださいね。レシピはとても簡単。すぐに作れますよ!

 

レタス

レタスの丸い風貌はキャベツと似ていますが、まったく別の野菜。キャベツがアブラナ科なのに対し、レタスはキク科、ごぼうやキクナの仲間です。

丸い玉レタス以外にも、丸くならないリーフレタス、細身の白菜のようなロメインレタスなど、色々な形があります!

葉の先が細かいフリルのような形をした品種や華やかな赤色の品種、肉厚で炒めものにするとおいしい品種。レタスの世界はじつはとてもバリエーション豊かなんです。上の写真は、色味がきれいなレッドアイスバーグという玉レタスの一品種です。

シャキっとした歯ざわりを長く保つには、適度な水分がポイント。

軽く湿らせた新聞紙やキッチンペーパーにくるんでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。切り口に濡らしたキッチンペーパーをあて、切り口を下にして置くとより長もちしますよ。

 

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今週のレシピ「すりごまレタス」も合わせてご覧くださいね。

それでは、また来週!

 



坂ノ途中だより:キクイモ

2018.02.08 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。

2月に入りました。東京では先日積もった雪が10日たっても溶け残っていて、今年は本当に寒いんだな。。と思わされます。

今週は、キクイモをピックアップします!なかなかスーパーでは見かけない野菜ですよね。どう食べたらいいの?というお声をよくいただきますが、焼くだけでねっとりと甘くておいしいんですよ。

 

キクイモ

キクイモは北アメリカ大陸原産。

見た目はショウガそっくりですがまったく別物、キク科の野菜で、ゴボウ、キクナ、レタスなどの仲間です。秋には同じキク科のヒマワリに似た花を咲かせます。

生でも、焼いたり揚げたりしてもおいしく食べられます!生ではシャキシャキ食感でゴボウのような味、ゆっくり火を通すとトロっと甘くなりますよ。

糠漬けや醤油漬け、薄くスライスして揚げるチップスもおすすめです。

保存は、ビニール袋に入れたままか、新聞紙に包んで冷蔵庫へ。保存の間に芽が出てきた場合は、切り落としてお召し上がりくださいね。

 

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今週のレシピ「キクイモのじっくり焼き」もご覧くださいね。

それでは、また来週!



坂ノ途中だより:キャベツ

2017.12.23 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。

もうすぐクリスマスですね。東京の店舗 坂ノ途中soil ヨヨギ garageとキョードーも、店内を飾り付けています!今週は、キャベツをピックアップ。パーティメニューの付け合わせにもぴったりのコールスローのレシピをご紹介します。クリスマスにぜひ!

 

*キャベツ*

キャベツの旬は冬と春。

今の時期から2月頃までお届けする冬キャベツは、寒さにあたって甘みがあります。葉がぎっしりと詰まっていて肉厚なので、ポトフなどの煮込み料理にも。

春キャベツは巻きがゆるく、柔かくみずみずしいのが特徴。わたしのおすすめは蒸し焼きです!

キャベツは、真冬の寒い時期は、玉のままなら冷蔵庫に入れなくても大丈夫です。カットしてあるものは、芯の部分に切込みを入れてから野菜室に入れるともちがよくなりますよ。

 

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キャベツとレモンのコールスロー」のレシピも合わせてご覧ください!

それでは、また来週!



坂ノ途中だより:ネギ

2017.12.09 | category: やさいのはなし

こんにちは、広報くらたです。7日は二十四節気で大雪でした。本格的な冬の到来です。冬が旬の野菜も続々登場中!

今週は、先週からお届けスタートの白ネギをピックアップします。薬味や炒めもので食感と香りを楽しむのもよし、煮込んでやわらかい甘みを楽しむのもよし。今週のレシピもぜひ作ってみてくださいね◎

 

*白ネギ*

ネギは日本では奈良時代から食べられている野菜です。

もともとは、寒冷で土の深い関東では土をかぶせて栽培する白ネギ(根深ネギ)、温暖で土の浅い関西では青ネギ(葉ネギ)が主流でした。

現在では人の移動や輸送の発達により、料理に合わせ両方を使い分けるようになっています。白ネギはお鍋やスープなどあったかメニューに大活躍。わたしはホイルに包んでトースターやグリルでとろっとするまで焼くのも大好きです!

 

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今週のレシピ「白ネギととろろの卵炒め」もチェックしてみてくださいね。

それでは、また来週!



坂ノ途中だより:カブ

2017.11.25 | category: やさいのはなし | tag:

こんにちは、広報くらたです。

日中もずいぶん冷え込むようになりましたね。東京の店舗 坂ノ途中soil ヨヨギ garage近くの銀杏が、鮮やかに色づいています。

今週はカブをピックアップします。わたしは先週、今シーズンはじめて食べました!包丁を入れた時のみずみずしい感触と香りに、あぁ冬が来るなあ、と感じました。

レシピはカブとレンコンを合わせたこの季節ならではのサラダです。ぜひお試しください。

 

*カブ*

カブは中央アジアから地中海沿岸原産のアブラナ科の野菜です。

日本では昔からよく食べられていて、江戸時代の屋台では、すまし汁や味噌汁におろしたカブを入れたものが雪の日の人気メニューだったそう。

作ってみると口当たりが柔らかくおいしい!わが家でも冬の定番になっています。

生のパリッとした食感、焼き・蒸しのジューシーな味わい、煮込むと出るとろりとした甘さ、魅力いっぱいの野菜です。葉も汁ものや煮びたし、刻んで炒めてふりかけに。

カブやダイコンは、葉付きのままおくと根の部分の水分が葉から抜けてしまい、日持ちしません。

葉付きで届いた場合は、すぐに根と葉を切り分けて冷蔵庫へ入れるようにしてくださいね。

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今週のレシピ「カブとレンコンのごまサラダ」も合わせてご覧くださいね。

それでは、また来週!



坂ノ途中だより:サトイモ

2017.10.30 | category: やさいのはなし | tag: ,

こんにちは、広報くらたです。

今週のピックアップ野菜はサトイモです。万葉集にも歌が残るほど、昔から日本で食べられてきた野菜。

煮っころがしやけんちん汁、シチュー、コロッケなど、おいしい食べ方がたくさん。今回は、秋らしい炊き込みごはんのレシピをご紹介します!

 

*サトイモ*  

インド東部から東南アジア原産と言われる、サトイモ科の野菜です。サトイモ科にはほかに、コンニャクやミズバショウ、観葉植物で人気のアンスリウムやポトスなどがあります。

日本へやってきたのは稲の伝来より早い、縄文時代のことです。稲作が定着する以前の主食で、山で採れるヤマイモとの対比で、里で栽培する「サトイモ」と呼ばれるようになりました。

ジャガイモやサツマイモが広く食べられるようになる江戸中期~後期までは、「芋」と言えば主にサトイモのことを指していました。

わたしたちが食べている「芋」は、肥大化した「地下茎」。中心の大きな親芋に子芋ができて増えていきます。

親芋を食べるもの、子芋を食べるもの、「ずいき」と呼ぶ葉柄を食べるものなど、さまざまな品種があります。

サトイモは乾燥と低温に弱い野菜です。新聞紙などにくるんで乾燥を防ぎ、日の当たらない場所で常温で保存してくださいね。

 

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今週のレシピ「サトイモショウガの炊き込みごはん」も、合わせてご覧くださいね。

それでは、また来週!



坂ノ途中だより:キクナ

2017.10.23 | category: やさいのはなし | tag: ,

こんにちは、広報くらたです。先週の東京は雨が降り続き冬のような寒さ。秋の青空が恋しくなりました

今週10/26は「柿の日」です。俳人 正岡子規がこの日、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の一句を詠んだとされるのにちなみます。

柿の味、鐘の音がよく響くひんやりした空気、秋を感じますね。

今週は、キクナをピックアップします。わたしはキクナの香りと食感が大好きで、季節が始まると嬉しくて毎日のように食べています!

今週のレシピはかき揚げ。キクナ・カボチャ・チーズの組み合わせ、意外なほど合うんです。ぜひ作ってみてくださいね。

*キクナ*

キクナ=シュンギクのこと。主に関西でキクナと呼ばれています。

キク科の野菜で、レタスやゴボウ、キクイモなどの仲間。花はマーガレットによく似ています。

地中海沿岸が原産、そこから東西に伝わったとされていますが、ヨーロッパでは主に観賞用。現在キクナを野菜として食べているのは、ほぼ東アジア・東南アジア地域だけだそうです。

葉が細めで切れ込みが深いもの、太めで切れ込みが浅く丸みを帯びたものなど、いくつか品種があります。

お鍋が定番ですが、ごまあえや天ぷら、生のままサラダにしてもおいしいです!独特の香りとほんのりした苦みをお楽しみください。

キクナは、鮮度が落ちるのがはやい野菜です。届いたらできるだけ早めに使い切るようにしてくださいね。

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キクナを使った今週のレシピ「カボチャとキクナのチーズかき揚げ」も合わせてご覧くださいね。

それでは、また来週!



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