山菜の中では身近な印象のわらび。
でも生の状態から料理したことはない、という方も多いのではないでしょうか。
わたしは去年初挑戦したのですが、スーパーなどで売られている水煮とはまったく違う
独特の味わいと食感に「わらび観」がひっくり返りました!
今週のレシピはアク抜きして漬けるだけ。ぜひお試しください。
わらびは鮮度が落ちるのがとても速いです。届いたらなるべく早くアク抜きしてくださいね。
 

わらびの1本漬け(醤油漬け)


【材料】
わらび 1束
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ2
昆布 2センチ角
灰 約10g(あく抜き用)

【作り方】
①わらびの根元の固い部分を切り落とし、バットなどに広げて入れる。
 ※穂先は苦味が強めなので、気になる場合は取り除いてくさい
②わらびに灰をふりかけ、上から熱湯を注ぎ、そのまま8時間以上置いておく。
 ※置いたあと、使う前に灰と水をよく洗い流してください!
③漬け汁を作る。
 酒、みりんをひと煮立ちさせてアルコールを飛ばす。
 醤油と昆布を加える。※醤油:酒:みりん=2:2:1
④漬け汁にわらびを漬けこむ。1日〜経って味がなじんだらできあがり。
 食べる時に、生姜のすりおろし少々をトッピングする。

【ポイント】
わらびを切らずに1本のまま漬け込みました。そのまま盛り付けるとインパクトがあります。
お好みで、漬けこみ時間を短縮したい場合などは、食べやすい長さに切ってから漬けこんでくださいね。
わらびのちょっとぬるっとした食感がおもしろいです。ごはんのお供やおつまみにも◎

レシピ作成:原田 有佳子(坂ノ途中・生産者窓口)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。通販のお客さん向け読み物「坂ノ途中だより」でレシピを発信中。畑や農家さんの状況とお客さん目線とを組み合わせて、お野菜セットの中身を調整しているのもこの人です。
>>「スタッフはらだ」の正体


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