【イベントレポート】8/9(土) カフエマメヒコ×坂ノ途中「ハタケの食事会」

2017.08.30 | category: イベント情報

こんにちは、広報くらたです。

もうすぐ9月。夏野菜たちはなごりの時期を迎えつつあります。真夏の時期はみずみずしくフレッシュなおいしさだったなすやとうがらし、次第に皮は厚めに、果肉はしっかり、と雰囲気が変わってきました。

そんな中ですが、真夏のいちばん暑い!時期に開催したイベント「ハタケの食事会」のレポートをお届けします。

「ハタケの食事会」は、(ほぼ)毎月、渋谷の素敵なカフェ、カフエマメヒコさんで開催しているコラボイベントです。なんとすでに3年目に突入しています…!

その時期の旬の野菜を使って、マメヒコさんがその日限りのコース料理を作ってくださいます。

お食事とともにこの会の名物になっているのが、坂ノ途中代表の小野の「野菜にまつわるあれこれ」やマメヒコ店主井川さんの「料理についてのさまざま」のお話。これがおもしろい!と、リピート参加される方がとっても多いんですよ。

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8月の会は、ゴーヤの手羽出汁のお味噌汁とご飯によく合う、台湾風のおかず!ナス科の野菜がたくさん登場しました。

みなさん、「ナス科」の野菜って何があると思いますか?

もちろんナス、それからとうがらしやピーマン、トマト、ちょっと意外なところではじゃがいも。お料理と共に、それぞれの「野菜にまつわるあれこれ話」もご紹介しますね。

*一品目 万願寺とうがらしとナスの揚げ浸し

とうがらしはメキシコ原産の野菜です。大航海時代にヨーロッパへ持ち出されるまでは、アメリカ大陸でしか栽培されていませんでした。

つまり、インド料理も中華料理も、大航海時代まではとうがらしを使っていなかったということ!わずか数百年の間に世界の食文化を変えた、とてもインパクトの大きな野菜だったんですね。

万願寺とうがらしは、辛くない「甘味種」。肉厚で、焼いても炊いてもおいしいんです。

*二品目 釜揚げ桜えびと糸瓜と三種のパプリカと香菜のサラダ

こちらもとうがらしの仲間、パプリカがたっぷり。生のパプリカは甘くジューシーでおいしい!

井川さん曰く、ピーマンやパプリカは、繊維をななめに切るのがポイント。垂直に切ると筋張ってしまうのだそうです。

*三品目 手羽先と空芯菜 にんにく醤油ドレッシングをかけて

二品目のサラダではパクチーの茎と葉が使われていましたが、このドレッシングには根の部分が使われています。とてもいい香りで空芯菜にぴったり。同じ食材を、調理を変えていくつかの料理に使うことで、コース全体にまとまりが出るのだそう。なるほど~。

ここで話は、一品目に登場した「ナス」へ。。

ナスはインド北部原産の野菜です。そこから、西へ東へ。中国、地中海、ヨーロッパへと広がっていきました。日本へは奈良時代に中国から、私たちがよく知る紫色のナスが最初に入ってきました。その後、アメリカからへたが緑色の米ナス、ヨーロッパ系のしましまゼブラナスなどが登場、南方からは緑色のナスも。

圧倒されるほど種類があるナスの世界。多重的でダイナミックです。

*四品目 砂肝と苦瓜と貝豆の炒め煮

ハタケの食事会では、毎回必ずなにかしらの「豆」も登場します。マメヒコさんは、北海道のハタケでいろいろな豆を栽培していらっしゃるんです。

この「貝豆」は、ハタケの食事会でいただくまでわたしも見たことがなかったのですが、とてもおいしいです!ふっくらしていて、煮るとしっかり味がしみるお豆です。

*五品目 トマトとネギとバジルの卵焼き

今回のテーマは台湾料理。台湾では、卵焼きは今回のように、ちょっと汁気があるのが一般的だそう。ごはんにかけてもおいしい!

このメニューの主役・トマトはアンデス原産の野菜です。

雨があまり降らない乾燥地域の生まれなので、ある水は全部吸いたい!とトマトは考えています。雨が続くと水を吸い続けるのですが、皮はそんなに早くは大きくなれません。。だからトマトは長雨は苦手。割れやすくなってしまうんです。

いっぽうナスは、水が足りないと苦くなってしまいます。じめじめ+暑い、がナスの得意とする気候。ひとくちに夏野菜、ナス科と言っても、向いている気候はさまざまです。

*六品目 ごぼうと三枚肉の角煮 八丁味噌仕立て

野菜の食事会、と言いつつ、こういうお料理もやっぱり楽しみ。そろそろお腹がいっぱいに。。。

メインをいただきつつ、ナス科の最後のお話、「じゃがいも」。

寒くても育ち、栄養たっぷりのじゃがいもは、世界の歴史を変えた野菜のひとつです。

たとえばアイルランドでは、じゃがいもが入って来て20~30年で、それまで主食だった小麦を食べなくなったほど。

いっぽうで、種いもから栽培する増えていく作物なので、病気が発生すると一気に広がって全滅してしまう、という危険も。。農業においては、いろいろなものを作ることがむしろ安定につながる、とも言えるかもしれません。

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「ハタケの食事会」では、毎回スタッフはらだの「こんなお野菜持ってきました!」コーナーもあります。その日のメニューで使っていただいた野菜をはじめ、おすすめの野菜やおやつなどを販売しています。おいしい食べ方も一緒にお伝えしますよ~!

デザートにマメヒコさんの北海道のハタケでとれたスグリを使ったタルトをいただき、8月の食事会は終了しました。

全部で7品!ボリュームたっぷりでとってもおいしかったです。

次回は9/9(土)の開催です!まだお席ありますので、気になった方はぜひぜひご参加くださいね。

●日時
9月9日(土)
18:15 開場 18:30 開始 21:30 終了

●会場
カフエマメヒコ 宇田川町店 渋谷区宇田川町37-11

●参加費
5,500円+税

お申し込みは、マメヒコさんのHPより!



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