空心菜はその名の通り、茎の芯が空洞になっているのが特徴。 ヒルガオ科の野菜で、意外にもアサガオやサツマイモの仲間です。白い花はアサガオにそっくり。中国や東南アジアではとてもよく食べられています。 にんにくと一緒に塩炒めが定番ですが、スープやおひたし、和えものにしても。
ゆがくと、葉っぱはトロッと、茎はシャキシャキとして美味しいですよ。

材料

空心菜 100g(1束)
塩蔵わかめ 30g
しょうが 10g
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
酢 小さじ1
塩 適量
ごま油 少々

つくり方

1)空心菜は塩を加えた熱湯でさっとゆがき、冷水にとって急冷します。冷めたら水気を絞り、しょうゆ少々(分量外)をまぶしてしばらくおいたあと水気を絞ります(しょうゆ洗い)。

2)塩蔵わかめを水につけて戻したあと、ざく切りにします。しょうがは皮を剥き、すりおろします。

3)鍋に油少々としょうがを入れて弱火にかけます。香りがたったら、わかめを加えて炒め、しょうゆ、みりん、酢で味付けします。

4)空心菜を2〜3㎝幅に切り、3のわかめと和えます。

5)器に盛り付けてごま油を回しかけ、おろししょうがをのせて、できあがり。

ポイント

空心菜は、ゆがいてそのまま冷ますと葉っぱが黒くなってしまうので、今回は冷水にとって急冷しました。

レシピを教えてくれたスタッフ

原田 有佳子(本と野菜 OyOy)
おしゃれなレストランでの修行経験もあるが、なぜかおばあちゃんっぽい料理が得意。ずっと「坂ノ途中だより」でレシピを発信したり、お野菜セットの中身、野菜の組み合わせを考えたりしていたけれど、今は京都の新風館というところにある坂ノ途中の店舗「本と野菜・OyOy」で料理をつくっている。