こんにちは、広報くらたです。
今週から10月。いよいよ秋ですね。毎年10月がめぐってくると読もうかな。。と思うのが、アメリカのSF作家レイ・ブラッドベリの短編集『10月はたそがれの国』。
全編に漂う幻想的な雰囲気にぴったりの美しいタイトルですが、英語の原題はシンプルに「The October Country」なのだそうです。
1年を1日にたとえると、10月はたしかにたそがれ時。夕暮れのきれいな季節でもあります。なんともセンスのある翻訳です。。
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今週は、おいしい季節が始まりました!カボチャをピックアップします。ほくほくと甘いカボチャを食べると、思わず顔がほころびます。じつはほくほく系以外にも、いろんな種類があるんですよ。ちょっとだけご紹介します!
カボチャを使った今週のレシピ:ゴマたっぷりカボチャサラダはこちら

***カボチャ***



カボチャはウリ科の野菜。夏野菜のキュウリやゴーヤ、トウガンなどの仲間です。
キュウリやゴーヤは未熟なうちに食べる未熟果ですが、カボチャは完熟果。夏から秋にかけて収穫し、追熟(収穫後に農産物が熟し、おいしくなっていくこと)させる中ででんぶんが糖に変わり甘くなります。
冬至の時期にかぼちゃを食べよう、という風習は、野菜が不足する冬までカボチャを大事に取っておき、おいしく食べよう、栄養価を補おう、という意味合いもあります。
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日本で育てられているカボチャは大きく「西洋カボチャ」 「日本カボチャ」 「ペポカボチャ」の3種類に分けられます。
今わたしたちが食べているのはほとんどが西洋カボチャ。19世紀にアメリカから伝わった、水分が少なくホクホクと甘みが強いカボチャです。
「日本カボチャ」は、それより早い16世紀、ポルトガルの船が持ち込んだのが始まり。バターナッツカボチャが代表選手です。水分が多く上品な甘さで、独特のねっとり感があります。ローストやポタージュがおすすめ!

↑バターナッツカボチャ

「ペポカボチャ」には、ズッキーニやそうめんカボチャ、どんぐりカボチャなどがあります。色も形も味わいも本当にさまざま!おもしろいですね。
●カボチャの保存ポイント●
丸ごとの場合は常温・風通しのよい場所で。カットの場合は傷みやすい種、わたの部分を取り除いてからラップでぴっちりと包み、冷蔵庫の野菜室へ入れてください。
カボチャを使った今週のレシピ:ゴマたっぷりカボチャサラダ

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それでは、また来週!